side NAGASE ページ36
正『気を付けてな、やって。』
西『トイレ行くだけやん。』
正『それだけ惚れてるってことかー。』
正門と大吾がニヤニヤしながらこちらを見てくる。
、、、。うざっ。
「うるさいな、2人とも。」
西『だって廉のそんな姿見たことないし。』
正『てか初めてじゃね？彼女紹介してくんの。』
西『確かに。今まで写真すら見せるの渋ってたやん。』
「まあ、確かに。紹介したことはなかったなぁ。」
正『それだけ本気ってことやろ。』
「まあ、そうだと思う。普通に将来とか考える。」
西『えー！まじか！！でもめっちゃお似合いやと思うし、ええと思う。』
正『うんうん。Aさん、めちゃくちゃいい人よな。綺麗やし。』
「いや、もう俺の話いいからさ、2人の近況も聞かせてや。」
そこから正門や大吾の彼女の話になる。
大吾は遠距離恋愛してて、正門は幼馴染と長い付き合いだ。
正『まあさ、周りの友人がちらほら結婚し始めたんよな。彼女的には焦りもあるらしんやけど、俺まだデビューしてへんしさ。』
西『まだ結婚とか現実的ではないよな。事務所もバタバタやし。』
「そうやんな。」
そんな深い話になりかけた頃、Aちゃんが戻ってきた。
「場所とか大丈夫やった？」
A『うん。店員さんが丁寧に案内してくれたから。』
そこからAちゃんとの馴れ初めやら、
Aちゃん自身の話とか、
俺らの話とかをして食事会は終了した。
A『よかったら、西畑さんも正門さんも車に乗られますか？送ります。』
正『いやいや、大丈夫ですよ。歩いてすぐのところのホテル取ってるんで。』
西『僕も正門のところにお邪魔するんで大丈夫です。ありがとうございます。』
「そうなん。したらまた今度な〜！」
A『美味しかったです。大事な同期会お邪魔してすみませんでした。』
西『いやいや、全然ですー。また会いましょう！廉もまたな！』
「おう。」
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作者名：しょこら | 作成日時：2023年12月6日 12時
