【完結】パン屋×King & Prince【前編】 (ページ34)

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それからしばらく雑談していて、
ちょうど待ち合わせ時間ぴったりくらいに今度はもう1人、
お目目がくりくりの可愛らしい男の人が入ってきた。

正『おっ！大吾お疲れ様〜！』

西『おつかれ！あっ！噂の廉の！初めまして〜。西畑大吾です。廉と正門と同期でして。』

「初めまして。A ベルナールです。」

西『ベルナールさん？てことは海外の方？？』

確かに瞳が青いもんなぁ〜と西畑さんはつぶやく。

正『それちょうど今話をしていたところやで。フランス人とのハーフなんやって。』

西『そうなんや！フランスの方は初めてかも〜。ボンジュール？でしたっけ？』

「合ってますよ。Bonjour。」

正『うわっ、やっぱ本場の発音は全然ちゃう。大吾のがただのカタカナにしか聞こえん。』

西『正門それは失礼ちゃうか。まあ、そりゃあ全然ちゃうに決まってるやん。』

正『廉はもう少し遅くなるんやって。待っていてもしゃあないし、先始めとこ。大吾はビールでいいやんな？カスミさんは何か飲まれます？』

「わたし今日車で来たので、ウーロン茶をいただいてもいいですか？」

正『分かりました。そしたら店員さん呼ぼか。』

店員さんを呼んで、飲み物と食事をテキパキと注文してくれる。
しばらくしてビールが2つとウーロン茶が出てきた。

西『そしたら、廉おらんけど先始めましょか。かんぱーい！』

乾杯とそれぞれ言ってグラスを合わせる。

正『やっぱ仕事終わりのビールはうますぎるわ。』

西『仕事しばらく東京なん？』

正『いや、明日には帰るで〜。雑誌が一つ残ってるんよ。あ！僕、関西で普段は活動してるんです。今日はたまたま仕事で東京来ていたんですけど。』

「そうだったんですね。」

西『最近なかなか会えてなかったから嬉しい〜。』

正『あっ、てか僕たちのこと分かります？俺はまだしも大吾は分かるか。』

「あっ、あの、、、。」