【完結】パン屋×King & Prince【前編】 (ページ15)

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「玉さんお疲れ様です。」

自宅に帰って着替えた後、玉さんから指定のあった焼肉屋に来た。

『おー！廉！久しぶり！忙しそうだな、相変わらず。』

「いや、玉さんこそ。久しぶりに会えて嬉しいっす。」

そこから仕事のことを中心に話をした。

「そういえば、玉さんは彼女さんと順調すか？」

『まあね、特に何も無く平和に過ごせてるよ。てか廉からそんな話でてくるの珍しいじゃん。なんか良い話あんの？』

「それがですね、、。」

そこから玉さんに簡単にAさんの話をした。

『へー。話を聞く感じ、まじでプロ彼女になりそうじゃね？最近みんなSNSとかで匂わせとかされてんじゃん。付き合うならそういうのない方が絶対良いよ。』

玉さん、匂わせとかされて大変やったもんな〜。
先輩の言葉に納得する。

確かに日本のことをあまり知らないAさんは彼女としては優秀なのかもしれない。

でも俺は、彼女が優秀とか以前にAさん自身にかなり惹かれている。

「まあ、そうですよね。実際結構いいなと思ってるんすよ。ちょっと頑張ってみます。」

『おー、その意気だ。またなんかあったら教えろよー。』

玉さんに送ってもらって、自宅に帰る。

Aさんにお礼しないとな。
ラインを開いて友達欄からAさんのアイコンを探した。