☆38 ページ41
《海斗目線》
『ギュ……』
Aちゃんの細い体をオレはずっと抱きしめていた…
「本当に信じられない……」
「バカ、もう信じてよ」
ふわ………
このコーヒーの匂い…
君の香りに最初惹きつけられた
ドキンドキン
「Aちゃんと触れることができるだけでオレは嬉しい…」
「ん……」
「ど、どーした?!」
「飛騨くんぐるし……」
「ああっ!ごめん!つい抱きしめたくなって…」
って何小っ恥ずかしいことを言ってんだ
「ふふっ……強く抱きしめてくれてありがとう//////」
そんな真っ赤になってお礼されると
めっちゃドキドキしてしまう…//
「あっ、良ければうちに寄ってって」
「悪いから私は帰る」
『ギーッ』
「ちょっ…手を離して!」
「待って…Aちゃん、何で君は人を避けるの?」
「………その話したら帰っていいのかしら」
「うん……………」
「お邪魔します……」
「そこ座って」
「………うん」
「それでどうしたの?」
「……昔、母はシンガーソングライターだったの、物凄く声も良いと騒がれていたらしいわ。
でも、新人歌手が入って来る度に母の売り上げが落ちてきて、ストレスでいっぱいの母だった。
私には優しかったけど、ストレスで母は壊れた、私を叩いたりもした。とうとう母は自○の道を選んでしまった。お父さんもショックと哀しみで自○を選んでしまったの。叔父と叔母は厳しくて私のことなんてどうでも良いような扱いをされ続けた、今は1人で暮らしているの……………(カタカタ)」
震えてる……………
君の苦しみがなくなりますように……
「無理させてごめん」
この時オレはAちゃんを強く抱きしめていた
バタッ…………………
「Aちゃん?!」
1人がお気に入り
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まぁこ - 考えましたよ!男女がただ単に会うだけの事なのですが、合コン以外名前が思い浮かばなかったので、合コンと名付けただけです (2015年7月22日 10時) (レス) id: 176a96550b (このIDを非表示/違反報告)
雪の涙(プロフ) - 中学生で合コンできるかどうか考えませんかな(汗) (2015年7月21日 9時) (レス) id: 7ba747db52 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ