【女主】文豪さん達の反応集！

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◎江戸川乱歩 (駄菓子屋さんで)

Aの生前、毎日のように一緒に行っていた駄菓子屋に今日も行く乱歩。
そこに行くとまたAに会える気がして。
いつも通り、駄菓子を買おうと店に入ると
Aに似た、優しい雰囲気の女性を見つける。
乱歩は(あれがAだったらなぁ)なんてあるわけない事を考えながら買う駄菓子を選んでいると

｢……乱歩？｣と声を掛けられる。
『そうだけ……… ここで言葉が詰まる。他人なのは分かってる。けれど直感的にAと感じて。
『もしかして君…A、？』そう問い掛ければ
｢ふふ、名探偵さんにはお見通しだね。｣と笑うA。
次の瞬間思いっきりAの所に飛びついてくるぐらいに抱きしめてくる。
いつもの子供じみた態度は何処へやら。

『もう僕から離れないって約束して。判ったって云わないと離れてあげない。』

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◎中原中也

いつもは静かな携帯が、今日ばかりは五月蝿く鳴り響いていて、発信者の項目に目をやると樋口との文字が。
出てみれば
｢大変なんです！！！Aさんが！！転生して(？)！！うわぁぁあん！！｣と五月蝿く嘆く樋口の声が。
そんな事ある訳ねェだろと思いつつも百聞は一見にしかず、取り敢えず見てみることにする。
指定の場所に着くと慌てふためくポートマフィアの部下達
『オイオイ、ありゃ一体ど｢中也さん！見てくださいこれ！｣
樋口の指している方向を見れば、一人の女。
『彼奴がどうし……』云いかけた途端に目を見開く中也。
何故ならその女は、容姿は違えど確信的にAだ、と感じ取れたから。
｢にへへ、久しぶり｣と微笑むAを見て思わず力加減を考えずに抱きしめちゃう。

『この馬鹿…俺がどんだけ手前を心配したと思ってンだ。』

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