【刀剣乱舞】妖刀と呼ばれた刀【鶴丸国永】

参拾弐刀 ページ34

貴方「でも、いくらうつしといわれても ぼくはぼく それはかわらない

どんなにとうこうががんばっても うつしのかみはつくれないから」




葉月は今剣と同じ髪型だったのは奇跡とも言えるようなことだった
ただの偶然で同じ髪型になった
それを今剣と葉月は同じ髪型だねと笑っていた




貴方「じゃあ、ぼくはあにうえのところにいってくる」




掴んでいた頬を離し部屋から出ていた




貴方「ぼくはうつしとよばれるより ようとうとよばれるほうがきらいだから あまりきにしていない」


「なにがだ？」


貴方「ぬすみぎきはどろぼうのはじまり あにうえ」


「いや、丁度通りかかったもんでな」




葉月は兄である鶴丸が部屋の外に居ることを知って部屋から出てきた
そんな葉月を笑いながら頭を撫でる鶴丸




貴方「そうなんだ」


「なぁ、葉月」


貴方「どうしたの？」


「葉月はあの後どうなったんだ？」



葉月は立ち止まり自分とは正反対の兄を見上げた
鶴丸は何時にもまして真剣な顔をしている




貴方「そのことは ねるまえにはなすね」


「あぁ、約束だ」


貴方「うん」




二人は合図も無しに右手を差し出し小指を絡めた




「「嘘付いたら針千本飲ーます、指切った／うそついたら はりせんぼんのーます ゆびきった」」




本丸の廊下で二人の約束を結ぶ声が響いた

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