【刀剣乱舞】妖刀と呼ばれた刀【鶴丸国永】

壱参刀 ページ15

「主、入るぞ」


「おぉ、反応が消えたときはどうなるかと思ったが無事でなにより、それで新しい子が居ると聞いたが？」


「あぁ、それは鶴が連れて来ますぞ」




三日月宗近と小狐丸が大広間に入ると他の刀剣達と彼等の主が居た
今剣は新しい刀剣を連れてきたとしか言っていないようだ




「よぉ、主いま帰ったぞ」




大広間に入って来たのは鶴丸だけだった




「鶴丸、新しい子はどうしたんだ？」


「あぁ、居るぞ。平気だから出て来いよ」


貴方「う、うぅ」




良く見ると鶴丸の影から雪のように白い足が見える
たまに黒い衣装も見え隠れたりする




「俺が近くに居るから、な？」


貴方「わかった」




鶴丸の後ろから出てきた少年は鶴丸の横に座った
鶴丸と同じ衣装であるが白ではなく黒色だ
そして、額に大きなお札が貼ってあるため顔が見えない




貴方「ぼくは・・・・」


「ん？どうした？」




少年は顔を上げてこの本丸の審神者を見ると固まった
審神者は何故固まったのか分からず首をかしげた




貴方「あなた ぼくをしはいしないほうがいい」


「は？」


「葉月！！？？」




少年は審神者の顔を見て(相手はお札で顔が見えないが)告げた
その事に審神者は真顔で聞き返し
鶴丸は驚いた顔で少年を見た
他の刀剣達もいきなり何を言い出したのか驚いた様子だ




貴方「だって あなたはやまいをわずらってるから たぶん はいを」

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