Perfect Girl☆2

no.77 ページ28

HIRO「…星華には本当に辛い思いをさせた。
AKIRA、星華を責めないでくれ…
みんなに黙っていたこと。
悪かった。
…すぐにわかってほしいとは思っていない。
たしかに、まだお前らは若い。
俺の気持ちを理解するにはまだまだ
時間がかかると思う。だから、これは
俺の我儘だと思って許してくれ。」


AK「……星華、ごめん…俺、カッとなって…
責めること言って…」


『(ブンブン)…AKIRAくんは…悪く無いから…』


MK「大丈夫か？」


そう言って星華を離して、座らせ、
自分もその隣に座る。


『うん…ごめ…マキ兄…
泣かないつもりだったのに。
…今日はちゃんと覚悟決めてきたのに…』


HIRO「星華にはさっきも言った通り
1週間前に俺は娘として、俺の意思を継ぐ者として、
話をした。

俺の意思、プライドをよく理解している
俺の娘の星華に、俺の跡を任せたいと思っている。
さっきも言ったが、これは俺の勝手な意見だ。
まだ星華には答えを聞いてない。
その答えを聞く前に、
EXILEのメンバーに聞きたい。
星華を入れることについて。
賛成も反対もあると思う。
俺は星華を加入させるならば、他のメンバーにも
星華を守ってほしいと思ってる。
アンチのファンもいるだろう。
全員が全員、認めてくれるかなんてわからない。

だから、お前らの意見も聞きたい。
…マキ…お前から頼む。」


MK「…俺からか…
俺は星華のことずっと見てきてる。
星華のダンスは俺らオリメン達も
初めて見た時から認めてる。
もちろん、男女の差は多少あった。
けど、今の星華は俺らと同じメニューを
こなしてるんだ。そこに問題はおきないと思う。
…歌手としてもパフォーマーとしても、
女優としても文句のないと思ってる。
だが、問題があるとすれば、ファンの方々の認識。
男女問わずに人気のある星華だが、加入となれば、
どういう反応が返ってくるかわからない。
それに星華は耐えなきゃいけない。
それがこいつに…どれだけの負担になるか…
それだけが俺は心配なんだ。
もうあんま苦しめたくない。
…俺はもし加入が決定すれば、
全力でこいつを守る。
だから、みんなにもその覚悟を持ってほしい。
全員がそれを持ってくれるならば、
俺は…星華の加入に…賛成だ。」


HIRO「…わかった。次、MATSU。」


MT「…俺は簡潔に言う。
…星華の加入には賛成する！
これからのEXILE変わるなら星華しかいない。
マキの言う通り、俺は星華を守る覚悟をする。」


HIRO「次、USA」

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