Perfect Girl☆2

no.66 ページ17

啓司「ねえ！星華！
これどうやって作るか今度教えて？」


『あ、じゃぁ、啓司くんに
今度レシピ作って持ってくるね！』


啓司「ありがと！」


ELLY「星華って料理も上手なんだねー！」


『え？そんなことないよ？』


健二郎「いや〜ほんま！
ここまで美味い蜂蜜レモンとか
久々に食べたわー！」


『健ちゃん、そんなおだてても何も出ないよ？笑』


NAOTO「星華って、昔から上手だよね？」


MK「料理作らせたらめちゃくちゃ美味いのに、
自分の為にはあんまり作らないからな！」


MT「そうそう。ほっといたら全然食べないし！」


『えー…だって、そんなにお腹空かないしー！
みんながいつもご飯連れてってくれるし！』


剛典「星華は昔から料理上手くて、
なんでも作れますよ？
俺も久々に今日星華の朝食食べて
テンション上がったし！」


『剛典に食べさせたのは久々だもんね？』


剛典「うん。星華の和食が1番いい！」


ケンチ「星華の料理、昔入った頃に
食べたっきりじゃね？」


啓司「たしかに！昔1回食べたわ！」


AK「また食いてーな！」


『またいつでも作るよ？
大したものは作れないけどね？』


MK「今度星華の家で飲み会でもやるか！」


『えー…みんな部屋荒らしそうー！』


MT「いや、ちゃんと片付けていくから！」


『んー…じゃぁ、また日にち決めて
そのうちやろう！』



「「っしゃー！」」



そんなこんなでみんな、トレーニング再開した。




午後は雑誌の取材と撮影の星華




1つの撮影が終わり、
その合間の時間にお昼を取ることにした。
配給されたお弁当を前にして、手が止まる星華




『……はぁ…』


亜樹「星華？どうしたの？」


『え？あ、ううん。なんでもないよ？
ちょっと食欲なくて…』


亜樹「え？大丈夫？体調悪い？」


『ううん。そうじゃないの！
大丈夫だよ！ごめんね！心配かけて！』



亜樹「そんなことはいいわよ。
それより、本当に体調悪いならちゃんと言って？」



『ほんとに大丈夫だよ？
ただ、あんまりお腹空いてなくて…
朝、剛典と朝食食べすぎちゃったのかも！』



亜樹「そう？それなら良いけど…」


『うん！大丈夫！大丈夫！

(ごめんね…亜樹ちゃん…
なんだろう…モヤモヤして食欲ない。
…これからの事考えるからかな？
あたしはどうしたら良いのかな…
EXILEなんてやれる気がしない…
パパの意思を継ぐなんて大それた事、
あたしにはできないよ。)』


星華は心の中で葛藤していた。

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