no.62 ページ13
携帯を机に置いて、淹れて置いた紅茶の入ったマグカップを手に取り一口飲む。
『ふぅ〜……そうだよね…
あんまり考えたら剛典にばれちゃう…
…はぁ〜なんか今日は疲れちゃったなー…』
そう言ってスゥーっとその場で眠りについてしまった。
それから数時間後
ガチャガチャという音ともに扉が開いた。
剛典「…あれ？星華…
こんなとこで寝ちゃってんの？」
そう言って、ソファで寝てしまっている星華に
自分の着ていた上着をかけて、
床に座り、星華の顔を覗き込んだ。
『……っ…(涙)…』
眠りながら涙を流す星華
剛典「やっぱなんかあった？…
気になって勝手に合鍵で入ってきちゃった…
俺には話せないことなのかな。。
…でも…俺はいつでも星華の味方だから。」
そう言って星華の手を握り、そのまま剛典も眠りについてしまった。
朝
『ん…あれ？…あ、あたし昨日ソファで…
寝ちゃったんだ…ん？この上着？
え？！、た、剛典？！なんで？！』
床に座りソファに頭を預けている剛典を見つけ、
驚く星華
『え？どーゆーこと？
とりあえず、風邪ひいちゃうよ！！
剛典？剛典！！おきて？ねぇ！起きてー！』
剛典「ん？あ、ふぁ〜…星華、おはよ。」
『うん。おはよ！
で？なんで剛典はいるのかな？』
剛典「んーと…あぁ。そうそう。
昨日星華、やっぱ変だったから
様子見に来たんだけど…ここで寝てるの見て…
あー…俺も寝ちゃったんだ。」
『大丈夫って言ったじゃない？』
剛典「うん。でも心配だったし、それに、星華、
寝ながら泣いてたけど？」
『え？本当？怖い夢見てたのかな？
やだな〜あたしこの歳で！笑』
剛典「…俺にまで誤魔化さなくていいじゃん…」
『…そうだよね…剛典には誤魔化さないよね…
ごめん。でも…これはあたしの問題だから…
剛典でも言えないの。』
剛典「…そっか…
…でもさ、あんまり1人で抱え込まないで？
姉ちゃん、いつもそうだから！
辛くなったら、話さなくてもいいから、
泣きたくなったら俺を呼んでよ？
昔みたいに離れてるんじゃないし、
いつでも姉ちゃんの側にこれるから。」
『…剛典…うん。ありがと！
あ、剛典今日仕事は？』
剛典「あ、やっべ！後2時間しかねーや！」
『じゃぁ、先にお風呂入っておいで？
あたしまだ時間あるし、お風呂入ってご飯食べて
自分の家に荷物だけ取りに行けばいいでしょ？
朝食作っとくから！』
剛典「まぢ？やった！星華の朝食！先シャワー借りる！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 269人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「芸能人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
星華(プロフ) - 愛流さん» ありがとうございます！私はどちらも大好きなのでどーにか絡ませる小説書きたくて始めました！応援して頂けて本当に嬉しいです！これからも宜しくお願いします！(´∀｀∩ (2017年4月6日 0時) (
レス) id: 55ce0aff66 (このIDを非表示/違反報告)
愛流(プロフ) - 星華さん» 勿論です！ 私は、LDHの事は、全然知らないんですけど、窪田くんは、好きなので読んでいたらはまりましたよ〜(*´∀`)♪ これからもずっと応援してます！ (2017年4月5日 19時) (レス) id: 0e1226e354 (このIDを非表示/違反報告)
星華(プロフ) - 愛流さん» 愛流さん、コメントありがとうございます！面白いと言って頂けて嬉しいです。更新遅くてすみません。続きを頑張って書いていきますので、これからもご愛読宜しくお願い致します！ (2017年4月5日 19時) (レス) id: 55ce0aff66 (このIDを非表示/違反報告)
愛流(プロフ) - 凄く面白いです！ 早く続きが読みたいです！(*´∇｀)応援してます！ 愛流 (2017年4月5日 19時) (レス) id: 0e1226e354 (このIDを非表示/違反報告)
星華(プロフ) - 抄子さん» 抄子さん、コメントありがとうございます！続きを楽しみにして頂けて嬉しいです！更新遅いかもしれませんけど、頑張りますのでこれからもご愛読よろしくお願いします！ (2017年3月30日 18時) (レス) id: 55ce0aff66 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：星華 | 作成日時：2017年3月24日 18時
