Perfect Girl☆2

no.50 ページ1

HIROと彩の結婚パーティー



コンコン


「はーい。」


『失礼しまーす！あ、彩ちゃん！！』


彩「星華！」


パパと結婚する事になった彩ちゃん。
彩さんだと他人っぽいからって彩ちゃんって呼ぶ事にしたの！


『うわー！彩ちゃん綺麗ー！
うわー！羨ましい〜』


彩「ふふふ。ありがとう！
星華だってそのうちすぐに着るようになるでしょ？」


『…彩ちゃん…それはないよー！
あたしそういう相手すらいないんだから〜』


彩「わからないわよ？
星華が気づいてないだけかもしれないし！」


『ん〜…どうだろ？』


彩「もし何かあったら言ってよね〜？」


『わかったよー！それにしても彩ちゃん綺麗すぎて、パパで本当に良いの？？』


HIRO「どーも聞き捨てならない話してるな〜星華ー？(笑」


『！！』


その声に反応してドアの方へ振り向くと、そこにはタキシード姿のHIROが壁に寄りかかっていた。


『パパー！もぉ！ここ新婦部屋なんだから、
ノックくらいしないと！！』


HIRO「で？俺がなんだって？」


『あ、いや、その…って！！そーじゃないから！！
パパ！彩ちゃんに何か言葉ないの？！
もぉー！ほらっ！！』


そう言ってHIROの背中を押した。


HIRO「おっと…押すなよ、星華。
…うん…彩、綺麗だよ！」


彩「ありがとう//」


『…えーパパ、それだけ？？もっと他にあるでしょー！！そんなんじゃ彩ちゃん逃げちゃうよ？
かっこいいイケメンの人のとこ行っちゃうよ？』


HIRO「あのなぁ…おまえは…
これから結婚パーティーだってゆーのになんて事を…はぁ〜…」


『だって…パパはさ、こんなにおじさんで、』


HIRO「おいおい！」


『こんな大きな子供いるんだよ？
…それなのに、そういうの全部引っくるめて
彩ちゃんは一緒にいてくれるって…
彩ちゃん…本当にいいの？』


HIRO「…星華…」


彩「…あのね、星華。
あたしHIROさんのそういうところも含めて
好きになったの。だから、大丈夫だよ！
それと…星華にさ…話したかった事あって…」


『なに？』


彩「HIROさんと結婚したら…星華はその娘に変わらないし…あたしの娘でもあるって思ってもいいかな？
…友だちみたいな親子になりたいな〜って思ってたの。だめ？」


『彩ちゃん…ううん。ママ！ありがとう！
なんでも言ってね！パパの事で悩んだりしたら
すぐ言って？あたしがパパ懲らしめるから！」


彩「ありがとう！」


HIRO「おいおい。俺の立場は？
おっ、そろそろかな？行くか！」

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