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no.43 ページ44

その姿を見つめる剛典



直己「岩ちゃん?」


NAOTO「大丈夫か?」


剛典「……なんか、星華、幸せそうっすね。」


NAOTO「え?」



剛典「…あ、いや…俺の中に残ってた星華は、
小学生でいつも無理して笑ってた…
俺がヤンチャばっかして、
いつも傷作るもんだから…
星華にはいつも傷作らせちゃって…
でも、いつも無理に笑うんですよね…
剛典のせいじゃないよ?って…
剛典の痛みをあたしも半分できるから、
2人で痛み分けあえて、
あたし達はラッキーだね!って…」


NAOTO「そっか…
その頃から星華は星華らしかったんだね。」


直己「他の人が傷つく事より、
自分が傷つく事で相手が緩和される。
そういう風に捉える子なんだよね」


剛典「そうっすね…
でも俺の中にはその星華がすごく痛々しかった。
苦しそうに辛そうにしてるのに、
それでも笑うんですよ…
だから、星華が入院した時もそうやって
笑ってたあいつに…俺から離れる話をしたんです。
俺の近くにいたら…
星華は笑えなくなっちゃうんじゃないか。
そう思ったから…
だから、ああやって心の底から笑って、
皆さんに甘えてる星華みると、
本当良かったって思えて…」


NAOTO「岩ちゃん…」


剛典「っ…すいません。へへ…何泣いてんだか…」


直己「岩ちゃん…星華もさ…
最初からあぁだったわけじゃないんだって。
前にマキさん達が言ってたよ。」


NAOTO「そうそう。
最初はHIROさんの影に隠れちゃってて、
マキさんとATSUSHIさんは一緒に行動することが
多くて、だんだん慣れていったんだけど…
TAKAHIROくんとかMATSUさんとかに
全然慣れなくて、みんなでなんとか星華と
笑いあえるようにって
最初の頃に奮闘したんだって〜。
星華は、みんなの力もあって
ああやって笑えるようになって、
甘えられるようになったんだと思う。」



剛典「本当に…良かったっす…」



そう言って涙目になりながら、
みんなと戯れている星華を見つめた。



『やだ〜!TAKAHIROくん、近づかないで〜!!』



TK「ちょ!ショック!姫〜!!」



『きゃー!!マキ兄ー!助けて!』



MK「星華がんばれー!」



『酷〜い!!きゃー!!』



そう言って走ってNAOTOの後ろに隠れる。




NAOTO「うわ!」



『なおちゃん!バリアー!』



TK「うん…姫、それ、
全然バリアにならないからね?」



『え?なんで?』



「「ぷっ…ははは!!」」

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設定タグ:岩田剛典 , 窪田正孝 , LDH   
作品ジャンル:タレント
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美緒(プロフ) - すっごく面白いのに更新が止まってて残念です…。もっともっと読みたいです! (2019年8月7日 16時) (レス) id: 46d01101b7 (このIDを非表示/違反報告)
星華(プロフ) - はるみさん» コメントありがとうございます!もう少し話を進めたら沢山出るようにしたいと思ってますので、それまでどうかご愛読ください! (2017年3月12日 14時) (レス) id: 55ce0aff66 (このIDを非表示/違反報告)
はるみ - 窪田さんとの絡みをもっと見たいです♪がんばってください♪ (2017年3月12日 2時) (レス) id: a656044f94 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:星華 | 作成日時:2017年2月9日 13時

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