Perfect Girl☆

no.39 ページ40

GTO撮影期間中

この日は撮影ではなく、事務所でトレーニングとボイトレだった星華



亜樹「星華？」


『はーい？なに？』


亜樹「トレーニング終わったら、社長が来てってー！」


『んー？わかった！トレーニングもう終わるから、
シャワー浴びていく！』



そう言ってトレーニングを終え、シャワー浴びてから、社長室に向かった星華



コンコン


HIRO「どうぞ？」


『パパ？？呼んだ？』


HIRO「あぁ。星華か。悪いな。呼び出して。」


『ううん。話ってなに？』


HIRO「あぁ。あのな…お前にはちゃんと俺の口から言っておきたくてな。」


『ん？』



HIRO「俺、彩と結婚する事にしたんだ。」



『………え……ほんと？』



HIRO「あぁ。彩にプロポーズした。
向こうもOKしてくれた。彩の方の事務所とも話をしてある。公表はまだしていない。EXILEのメンバーには伝えたが、本当は1番に言いたかったんだが、撮影の都合とかスケジュールが合わなくて、すまない。」



『…そ、そうな、んだ…そっか…』


HIRO「…星華は…反対か？」


『え？…う、ううん…そんな事ない…
あ、ごめん。パパ、トレーニング室に
携帯置いて来ちゃった！！取ってくるね！！』


そう言って慌てて部屋を出て行った星華


HIRO「星華！！……はぁ…」




前を見ずに走っていた星華


『はぁはぁ…っ…(泣』


ドンッ

「いて！ん？星華？」


『っはぁはぁ…ま、き兄…』


MK「星華？どうした？」


AT「ん？星華？」


『あつ…兄ぃ…っ(泣』


MAKIDAIにぎゅっと抱きついて泣き出した星華



MK「どうした？なんかあったのか？」


『(フルフル)』


横に首を振る星華


AT「…星華、とりあえず泣きたいだけ泣け。
話はその後だ。」


そう言ってMAKIDAIに抱きついている星華の頭を撫でた。



『っ…ぅわーーーーーー(泣』





数分後、泣き止んだ星華


MK「星華？もう大丈夫か？」


『(コクン)』


AT「じゃぁ、説明して？どうした？」


『あたし…おめでと…って
言ってあげられなかった…』


MK「え？」


AT「あぁ。HIROさんの事か？」


『(コクン)…パパに…聞いて…
本当は、おめでとって…言いたかったの…
言ってあげたかったの…
彩さんも…ほんと大好きだし…2人の幸せなこと、
すごく嬉しかったんだよ？
でも、でもね。
なんだろ…
それよりもパパを取られちゃう気がしたの…』

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