no.36 ページ37
『亜樹ちゃ…ごめん…っ(泣』
コンコン
『っ…は、、はい。』
窪田「失礼します。
SEIKAさん?…大丈夫?」
『っ…あ、あの…ごめんなさい…
何回も出来なくて…』
窪田「ううん。大丈夫ですよ!
もし、何が出来ないか教えてもらえるなら
僕も一緒に考えますよ?」
『っ…窪田さん…(泣)
ごめんなさい…あの、あたし、こういう時代劇みたいなの…よくわか、らなくて…
小さい頃から、アメリカにいて…
あんまりそういう歴史とか…よくわかんなくて…』
窪田「アメリカにいたんですか??」
『はぃ…中学の時から…小学生の頃って…歴史とかそんなに深くやらないから…イマイチわからなくて』
窪田「まぁ、そうですよね…
僕も大河ってよくわかんないんですよねー。」
『え?…でも、窪田さんはちゃんと役になれてます。』
窪田「うん…僕の中でこういう感じであってほしいなって思って演じてます。
これが正しいかなんてわからないですけど…
でも僕なりにこの役はこういう風になりたいかな?って考えてやってるんで、
SEIKAさんも自分の思った想像した人物を思いっきり演じたら良いんじゃないですかね?」
『私の…考える人物…』
窪田「うん。今は頭で考えて演じてますよね?
そうじゃなくて、体で感じたものをそのまま!」
『そのまま…』
窪田「僕は歌う人のことわからないから偉そうには言えないですけど…
でも、SEIKAさんの歌って本当に心のこもったもので、声や表情とかにその想いが出てる気がするんです。だから、SEIKAさんの体で感じた事をそのまま表現してみませんか?
僕は、SEIKAさんにならそれができるって思ってますけど…って!なんかすみません!!
偉そうに!僕も全然ダメなんですけどね!!」
『体で感じたもの…窪田さん!!ありがとうございます!!なんか、わかった気がします!
うん…そうですよね…
今までもそうだった。歌も演技も…頭で考えてした事なかったのに…今回は、大河ってだけで頭で考えてた…』
窪田「結論出ました?」
『はい!!あたし、やります!!
窪田さん、もう一度だけ、私に付き合ってさっきのシーンお願いします!』
窪田「もちろんです!最高の演技にしましょ?」
そう言って窪田は星華の頭を撫でた。
『っ///(この感じ…似てる…HIROさん達の手に…
暖かい感じ…でも…なんでだろ?…変なの///)』
窪田「あ、すみません!気安くこんな!!」
『あ、いえ、全然!ありがとうございます!』
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美緒(プロフ) - すっごく面白いのに更新が止まってて残念です…。もっともっと読みたいです! (2019年8月7日 16時) (レス) id: 46d01101b7 (このIDを非表示/違反報告)
星華(プロフ) - はるみさん» コメントありがとうございます!もう少し話を進めたら沢山出るようにしたいと思ってますので、それまでどうかご愛読ください! (2017年3月12日 14時) (レス) id: 55ce0aff66 (このIDを非表示/違反報告)
はるみ - 窪田さんとの絡みをもっと見たいです♪がんばってください♪ (2017年3月12日 2時) (レス) id: a656044f94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星華 | 作成日時:2017年2月9日 13時