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no.23 ページ24

剛典「…はい……昔から俺らは双子で生まれてからずっと…どこか繋がっていたんです。
俺が片足怪我すると、星華も同じところに傷を作ってた。
俺が考えることは、星華にすぐばれてた。
星華の考える事も、俺にはなんとなくわかってた。
でも、いつからか不思議と俺が感情的になり心拍数が上がると、星華は苦しみ出して呼吸困難になっていて…小学生の頃…星華はそれが原因で入院したんです。
…医者の話だと…双子は稀に全てをシンクロしてしまうことがある。
そして、僕たちの場合は、男と女の違い。
僕が興奮状態になり心拍数が上がることで僕の心臓はそれを受け止められるが、男よりも女の人の心臓で僕と同じ心拍数を受け止めるには難しいそうです。
つまり…心拍数100になった状態の僕は平然としていられても、星華にとっては苦しい状態なんです。
…その事実を知ってから、極力感情をコントロールするようにしてました。
そのうち、前までは僕が転ぶと、星華も転んだ感じだったのが、いつの間にか、僕が怪我をすると星華
が何をしていなくてもその部分に深い傷を負ったりするようになったんです。
…そこで星華と相談して決めたんです。
ある程度大人になるまで…
医者には18歳までと言われました。
それまで…別々に暮らそうと…」


HIRO「それで星華は中学からアメリカに…」


剛典「そうです。僕は中学受験で東京へ。
星華は海外留学へ。
18歳になったら星華は帰ってくるって。
星華とは18歳で帰国してから会ってはいたんですけど…お互い忙しくて最近は電話とかばっかで。」


『はぁ…はぁ……はぁ。』


剛典「ごめんな…星華…久々すぎて忘れてた…」


『ん…大丈夫…はぁ…はぁ…』


MK「星華、これ飲めるか?俺の残りだけど、スポーツドリンクだから。」


AT「ゆっくりでいい。ゆっくりな?」


『んっ…ゴク…ゴク…はぁ…あり、がと…
もう…大丈夫、みんな、ごめんね。』


剛典「星華、ごめん…ほんとごめん。
せっかくコントロールきくようになってたのに…」


『大丈夫。ちょっと久々すぎて心臓がびっくりしたけど、もう落ち着いたから。』


HIRO「とりあえず、席に皆着くか。」


MK「星華、大丈夫か?」


AT「立てるか?」


そう言って近くの椅子に座らせるその両隣に2人は座った。

その様子を複雑そうに見る剛典だった。

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設定タグ:岩田剛典 , 窪田正孝 , LDH   
作品ジャンル:タレント
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美緒(プロフ) - すっごく面白いのに更新が止まってて残念です…。もっともっと読みたいです! (2019年8月7日 16時) (レス) id: 46d01101b7 (このIDを非表示/違反報告)
星華(プロフ) - はるみさん» コメントありがとうございます!もう少し話を進めたら沢山出るようにしたいと思ってますので、それまでどうかご愛読ください! (2017年3月12日 14時) (レス) id: 55ce0aff66 (このIDを非表示/違反報告)
はるみ - 窪田さんとの絡みをもっと見たいです♪がんばってください♪ (2017年3月12日 2時) (レス) id: a656044f94 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:星華 | 作成日時:2017年2月9日 13時

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