非リア２匹。 ページ10
「メリークリスマース」
「いぇーい」
意味もないハイタッチ。
さてみなさん、メリークリスマス。
１日遅いけどもごめんね。小説の中では12月25日ってことにしといてね。
え？話飛んでるって？
特別編です、察してください。
今日は終業式で、部活もないので、越前くんととりあえずお家に帰っている訳ですが。
ってかクリスマスに学校って。
鬼畜か。
並んで歩いていると、リョーマが立ち止まった。
それに続き、私も足を止める。
満を持したように、リョーマの口が開かれる。
「さて。今年もクリスマスの予定はー」
「ある訳なーい」
「イルミネーションなどー」
「興味がなーい」
リョーマの掛け声(というかなんと言うか)に、拳を上げて答えていく。
真顔のまま、顔を見合わせた。
「……」
「……」
数秒の沈黙。
からの、
「……カラオケだぁぁぁ」
「いやっほぉぉぉぉぉぉぉい」
さっきとは打って変わって、かなりご近所迷惑な声。叫びながら、全速力で走る。
見えてきた我が家。
クリスマスなんて祝う気ももないくせに、無駄にイルミネーションのためのLEDライトが張り巡らされている。
家のドアを開けて、スクバから財布と携帯だけ取り出し、かけてあったパーカーのポケットに突っ込み、そのパーカーを羽織った。
プレゼントも忘れずに。
お母さんの「今年もー？」という馬鹿にしたような声にイラついて、勢いよくドアを閉めた。
すると横からも、同じような「バタンッ」という音。
リョーマが不機嫌そうな顔でドアを見つめていた。
そしてその目は、こちらに向けられる。
お前もか。
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レイ(プロフ) - めっちゃおもしろいっすね！お気に入り登録させていただきました笑応援してます！ (11月2日 16時) (
レス) id: dd83a370ce (このIDを非表示/違反報告)
水団子(プロフ) - 杠葉ナオさん» 光栄です〜！！！この小説でリョーマくんの幼なじみになっちゃってください笑笑のんびり更新ですが最後までお付き合い頂けると幸いです。コメントありがとうございました！ (2020年4月30日 21時) (レス) id: 4f5e2162c5 (このIDを非表示/違反報告)
杠葉ナオ - 超面白かったです！！リョーマ格好いい！幼なじみになりたいわ！(無理です) (2019年5月27日 20時) (レス) id: 3bb8824d05 (このIDを非表示/違反報告)
水団子(プロフ) - Kmiya Kaji725さん» ハイキューの方にもコメント下さってましたよね.......！！応援ありがとうございます、ハイキューとテニプリ両立出来てない気がしますが.......なんとか完結させますので、しばらくお付き合い頂けたら光栄です！コメントありがとうございました！！ (2019年5月27日 18時) (レス) id: f26d4bb807 (このIDを非表示/違反報告)
水団子(プロフ) - loveリョーマさん» リョーマくんへの愛が名前から溢れてますね.......！！初めてがこの作品とは光栄です〜〜！！バカだなんてとんでもないです！！コメントありがとうございました！ (2019年5月27日 18時) (レス) id: f26d4bb807 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水団子 | 作成日時：2015年9月21日 20時
