粟田口 ページ10
しばらくして皆が動き出し朝餉を取ると、それぞれの仕事に向かった。
太郎太刀や次郎太刀も、第一部隊として出陣してしまった。
Aには、まだ仕事が与えられてないのだ。
それ故、縁側で一人座っていた。
A「暇だなぁ…。」
「よろしければ、私達と遊びませんか？」
A「！一期一振さん…短刀の皆様…」
粟田口の短刀達と、一期一振だった。
一期「ふふっ、今日は私達もお休みなんです。
それに、私達の弟達もあなたと遊びたがっていて…」
A「皆様…兄弟なのですか…」
乱「僕達、結構多いんだ。
実は、粟田口ならまだ居るんだよ！」
五虎退「虎くんも僕も、同じ短刀だって聞いて気になってたんだ…」
A「ぜ、是非…！」
こうして、Aは粟田口の短刀と一期一振と共に、まず話をすることにした。
一期「そういえば、主からあなたは太郎太刀殿、次郎太刀殿のことを一度『兄様』と呼び、訂正していた…とお聞きしました。
何故、兄と呼ばないのか…少し気になってしまって。
よろしければ、教えていただけませんか？」
すると、Aは少し俯き、一期一振に尋ねる。
A「…一期一振さんは、兄と呼ばれることは、どのような感じなのでしょうか。」
一期「私ですか？
…やはり、嬉しいですね。」
嬉しそうに微笑みながら返す一期一振。
A「…太郎様と次郎様が、どうお思いなのか、不安なのです。
私が、『兄様』とお呼びすることを。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 486人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あい - この小説何回も読み直しました！とてもお話が素敵でとても面白かったです！続きも頑張ってくださいね！ (2019年1月2日 2時) (
レス) id: 3de2951021 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこゆき - 文月緋さん» ありがとうございます！毎回遅くて申し訳ないです；；めちゃくちゃ頑張ります！(( (2016年8月14日 10時) (レス) id: 1d3ce8f2e0 (このIDを非表示/違反報告)
文月緋 - おお！！続き楽しみにしてました。これからも頑張って下さい！ (2016年6月15日 20時) (レス) id: 3f8854c3dd (このIDを非表示/違反報告)
ひよこゆき - 名無し91309号さん» すみません、次郎には口調に女性っぽさのあるがれっきとした男性として描けるように私も注意を払っていましたがまだまだ私の配慮不足でした…申し訳ありません。ご指摘ありがとうございました、是非参考にさせていただきます。 (2016年6月5日 17時) (レス) id: 1d3ce8f2e0 (このIDを非表示/違反報告)
名無し91309号(プロフ) - 次郎は一人称女みたいだけど話し方は普通に男ですよ。特別女になりたいという願望もありません (2016年6月5日 14時) (レス) id: 1e7336d97f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
