初陣と兄達の憂鬱2 ページ49
そして、Aを含めた部隊がいざ出陣…という時だった。
A「あれ…ここ、京都市中ではないですよね？
来た場所を間違えたのでしょうか…」
鯰尾「いや、長篠で合ってるよ。」
小夜「…あの人が、京都市中はあなたのレベルを見てもまだ危ないから、ここに、って…」
A「主様が…」
厚「誘拐事件の時、お前が単身で敵地に乗り込んだだろ？
また万が一あんなことがあったら危ないし…そういうわけでお前を鍛えて自分を守れるようにしとくために今日は戦に加わってもらったんだ。だから大将を責めないでやってくれ。」
そして、兄二人を連れて来なかったのは、きっとAを守ろうとして兄二人が戦い、Aが強くなれないだろうと考慮してのことだという話も聞いた。
A「やはり、鍛錬のみでは十分な力は得られませんか…」
薬研「まぁ、これから何度か戦に出れば嫌でも強くなるから、大丈夫だ。
大将もお前の兄二人にボッコボコにされる覚悟でお前を離して戦に出させたんだ。ま、青い顔してボッコボコにされるかも〜とか言ってた珍しい大将も拝めたしな。」
事情を説明したA以外の刀剣達は少し落ち着いたのか…
小夜「粟田口の太刀も、あなた達弟が戦に出てると知った時部屋に十日くらい閉じ籠ってたよね。」
骨喰「…それなら、江雪左文字も凄まじかった。
主と和睦(物理)する、なんて言いながら険しい表情で主に直談判(？)に行ってたぞ。」
…兄弟話が始まった。
厚「すげぇよな、兄弟を想う力ってよ…」
鯰尾「あ、敵来た」←
一同(鯰尾除く)「「「「「あっ」」」」」←
兎にも角にも、Aの出陣は終わり、無事に勝利を収めることができたのだとか。
薬研(次回はAが出陣から帰ってきた時の大太刀兄弟の様子が見れるらしいぜ。)
小夜(次回予告みたいだね…)
骨喰((微妙にネタバレ…))←
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あい - この小説何回も読み直しました！とてもお話が素敵でとても面白かったです！続きも頑張ってくださいね！ (2019年1月2日 2時) (
レス) id: 3de2951021 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこゆき - 文月緋さん» ありがとうございます！毎回遅くて申し訳ないです；；めちゃくちゃ頑張ります！(( (2016年8月14日 10時) (レス) id: 1d3ce8f2e0 (このIDを非表示/違反報告)
文月緋 - おお！！続き楽しみにしてました。これからも頑張って下さい！ (2016年6月15日 20時) (レス) id: 3f8854c3dd (このIDを非表示/違反報告)
ひよこゆき - 名無し91309号さん» すみません、次郎には口調に女性っぽさのあるがれっきとした男性として描けるように私も注意を払っていましたがまだまだ私の配慮不足でした…申し訳ありません。ご指摘ありがとうございました、是非参考にさせていただきます。 (2016年6月5日 17時) (レス) id: 1d3ce8f2e0 (このIDを非表示/違反報告)
名無し91309号(プロフ) - 次郎は一人称女みたいだけど話し方は普通に男ですよ。特別女になりたいという願望もありません (2016年6月5日 14時) (レス) id: 1e7336d97f (このIDを非表示/違反報告)
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