大太刀兄弟の守り刀

ょぅじょは世界(本丸)を救う？1 ページ41

＿＿今、(人1)の治める本丸は、危機に陥っている。







(人1)「ちょ、こんのすけー！？こんちゃんー！？何処にいるのー！？！？」







蛍丸「ここまで見つからないと疲れてくるよ
…」






次郎「油揚げ出しても来ないなんて…」









そう、こんのすけが行方不明なのだ。






こんのすけは意外と審神者と政府の重要な架け橋となっている。





政府と審神者の間を行き来する連絡係、審神者の手伝いなど…





…こんのすけが居ない今、本丸は絶海の孤島と同じようなものなのだ。





A「に、兄様…私達どうなってしまうのでしょうか…」





太郎「…現実的な話をしてしまえば、政府からの連絡が途絶えてしまえば出陣もまともにできないので主は自宅警備員になる他無く、私達も用がなければ錆びついてしまうかと…←」




(人1)「ちょっとマテ茶！私給料欲しいから社畜でいいよ！！←」





次郎「あっはっはっは！やっぱ主と居ると暗い気分も吹っ飛ぶよ！」





A「わわわ私も探して来ます！」









そんなこんなで今、刀剣総出でこんのすけを探しているのだ。









A「錆び付くのは嫌だから早く探…ん？」









カサリ。









Aは床に不自然に落ちていた紙に気が付いた。









なんとなくそれを拾い、確認してみる。





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お前らの大事な(多分)狐を預かった。



返して欲しければAという短刀一人で乗り込んでこい。



さもなくば狐の命は無い。




P.S. 場所は本丸の裏山だよ

by歴史修正主義者

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A「近っっっっっ！？！？」






いくらなんでも近すぎることに驚いたA。





しかし、条件を呑まなければ他の刀剣達や主の命も無い。





そう判断したAは、初めての実践がこのような形とは、と少し緊張した、しかしどこか凛々しい表情で刀を握りしめ、裏山へ向かった。

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