狐さん ページ13
A「太郎兄様、次郎兄様、少しお時間をいただいても構わないでしょうか？」
太郎「もちろん、大丈夫ですよ。」
次郎「今日は出陣も無いから、Aちゃんのためならお安い御用よ！！」
A「ありがとうございます！
では、本丸についてお教えください！広くてまだよくわからなくて…」
そのまま、順調に太郎太刀と次郎太刀の本丸案内が行われる…
はずだった。
A「狐さん…もふもふ…」
こんのすけ「A様、くすぐったいです…！」
そこには、狐さんこと、こんのすけを幸せそうにもふもふしているAと、恐ろしいほどの黒いオーラを放つ、太郎太刀と次郎太刀が。
そう、あれから本丸を案内していると、Aがこんのすけを見つけ、今に至る。
A「へへへ…狐さんふかふかですね…」
こんのすけ「あ、ありがとうございます！」
幸せそうにしているAとは裏腹に、刻々と青ざめていくこんのすけ。
こんのすけ(ああ…A様はお気づきになってないのだろうか…太郎太刀様と次郎太刀様のご様子に…
先ほどから私を睨んで…この後私は消されてしまうのだろうか…
丸焼き？それとも剥製？どちらにしろ、短い今生だった…←)
そんなことになっていると、Aが何かに気付いたようにこんのすけを自らの腕から解放し、太郎太刀と次郎太刀のほうへ向かった。
そして、二人の手を握り…
A「太郎兄様、次郎兄様、難しい顔をされていましたが、何かございましたか…？
兄様達に害をなす邪気は、私が払ってみせまする故…」
二人がこんのすけに嫉妬しているとは知らず、精一杯二人の不安をどうにかして取り除こうとするA。
それを見た二人は、見た目は落ち着いていたものの、心の中では…
太郎/次郎「「なにこの可愛い妹…もはや兵器…←」」
などと、内心穏やかではなく、かなり悶え荒ぶっていた。
この後、二人はAをめちゃくちゃ撫でていた。(証言人:こんのすけ)
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あい - この小説何回も読み直しました！とてもお話が素敵でとても面白かったです！続きも頑張ってくださいね！ (2019年1月2日 2時) (
レス) id: 3de2951021 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこゆき - 文月緋さん» ありがとうございます！毎回遅くて申し訳ないです；；めちゃくちゃ頑張ります！(( (2016年8月14日 10時) (レス) id: 1d3ce8f2e0 (このIDを非表示/違反報告)
文月緋 - おお！！続き楽しみにしてました。これからも頑張って下さい！ (2016年6月15日 20時) (レス) id: 3f8854c3dd (このIDを非表示/違反報告)
ひよこゆき - 名無し91309号さん» すみません、次郎には口調に女性っぽさのあるがれっきとした男性として描けるように私も注意を払っていましたがまだまだ私の配慮不足でした…申し訳ありません。ご指摘ありがとうございました、是非参考にさせていただきます。 (2016年6月5日 17時) (レス) id: 1d3ce8f2e0 (このIDを非表示/違反報告)
名無し91309号(プロフ) - 次郎は一人称女みたいだけど話し方は普通に男ですよ。特別女になりたいという願望もありません (2016年6月5日 14時) (レス) id: 1e7336d97f (このIDを非表示/違反報告)
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