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・
自分でもびっくりするくらいだった。
鳳「……A？」
「昨日食べたものが当たっちゃったのかも」
そういって、口角を上げたが
鏡に映る自分は上手に笑えていなかった。
・
教室に行くと、すぐに私に視線が集まった。
なんで！？
私やらかした？
すると女子の一人が私の元に来た。
・
・
女１「湯葉さん………ショッピ君と一緒に住んでいたって本当？」
・
・
固まった。
どこでそれを？
私の出身の中学校の人は同じ高校にいないはずだ。
どこでバレた？
・
バレたら。
バレたら。
・
また、あの時みたいに…………・
・
女１「もう！どうしていってくれなかったの！？王子のあれやこれやを……」
・
私の予想と裏腹に。
視線はキラキラしていた。
「へ？」
女１「王子って謎な部分あるじゃん？知ってるの羨ましい〜」
女２「プライベートの王子も、クールなの？」
女３「湯葉さん強張ってるじゃん。こんな風に詰められたら隠したくなるって」
そういって女子たちは笑顔だった。
・
もっと、あの時みたいに、嫉妬にかられた表情をされると思っていた。
中学生の頃、女子たちのあの刺さるような視線を今でも覚えている。
・
「……ごめん、あの、いう必要ないかなって思ってて……」
女１「まぁそうだよね。あんな爆モテ王子と一緒に住んでいたってバレたら……私でも女子の嫉妬が怖いもん」
女２「そうだよね………それでもショッピ王子と一緒なんて羨ましい」
・
私は安堵した。
あの時みたいに……ならなかったことを。
・
「っていうか、なんでみんな知っているの？」
女１「あ、私のお母さん。△△病院で働いているの。湯葉さんのお父さんそこのお医者さんでしょ？」
なんとなく察した。
女１「それで、湯葉さんのお父さんから『親友の息子を預かってて今は一人暮らしで、娘と同じ高校に通っている』って聞いたらしくて。それで………ショッピ王子って一人暮らしでしょ。しかも二人同じ中学って言ってたから」
「め、名探偵」
女１「イケメンに関しては頭が冴えちゃうのよ」
女２「テストの点は低いくせに」
女１「オイ」
・
私はクスって笑った。
その顔を見て女子たちは目を丸める。
女１「湯葉さんの笑顔可愛い……」
私は照れてしまった。
・
ガラガラ！！
すると、教室の扉が勢いよく開く音。
shp「A！！！」
血相を変えたショッピがそこにいた。
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まろん - 更新きちゃぁぁぁ！展開楽しみすぎます!щ(゜▽゜щ) (2022年11月6日 0時) (
レス) id: b18d6a1c45 (このIDを非表示/違反報告)
nnn - はぁっ！最高すぎます！更新待ってました号泣 (2022年11月3日 21時) (レス) @page46 id: 8156faff94 (このIDを非表示/違反報告)
れんれん - 神作きちゃぁぁぁーーー！更新楽しみにしてます！！！！ (2022年10月30日 21時) (レス) @page45 id: 63496a6874 (このIDを非表示/違反報告)
Kote(プロフ) - 歯磨き粉2号さん» 更新長らくお待たせして申し訳ありません…！作品に対しても、とても素敵なお言葉をありがとうございます！作者大感動と照れ照れしてしまいました。これからもよろしくお願いします！ (2022年10月17日 22時) (レス) id: 00da8aa88a (このIDを非表示/違反報告)
Kote(プロフ) - hasuさん» 更新大変お待たせしました…！3回も！勿体無いですし大変恐縮です！ありがとうございます。完結は絶対にさせますので、よろしくお願い申し上げます！ (2022年10月17日 22時) (レス) id: 00da8aa88a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kotegawa | 作成日時：2022年2月14日 0時
