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鳳「今日もかっこいい…ショッピ君とチーノ君…」
私の高校の唯一の友人、
授業が少しの休み時間、次の時間は体育なのかショッピとその同じクラスのチーノ君は校庭で二人でクラスの男子たちとはしゃいでいた。
私のクラスの女子たちも窓際に行き、その二人を眺めている。
私は、ふと校庭を見た。
パチッ
最悪！
ショッピと目があった…
「「キャァ！！！」」
クラスの女子たちが叫んだ。
って気のせいか。こっちを見たわけじゃない。
女子１「こっち見た〜。本当かっこいい」
女子２「絶対私と目があった」
女子３「いや、私と」
女子１「っていうか、ショッピ君また髪の毛染めてない？」
女子３「わかる」
女子２「どんな髪色も似合う…さすが王子…」
なんて女子たちが騒いでいる。
確かに、ショッピは清潔で綺麗な正統派な顔立ちだ。
王子と言われるのも納得。認めたくないけど。
対照的にチーノ君は少しいかつめの姿。
でも笑うと可愛いギャップもあり人気がある。
鳳「すごい騒ぎよう。これでショッピ君に彼女とかいたら凄いことになりそう」
「…………」
鳳「…Aってショッピ君に本当に興味ないよね」
「そう？」
鳳「うん。チーノ君のことは反応するのにショッピ君のコトはマジで虚無って感じ」
「まぁ、チーノ君みたいな柄悪いタイプが好きだからね」
鳳「出たヤンキー映画好き」
そう、私はどちらかというと、ショッピへのコンプレックスを除いても
チーノ君の顔が好きだ。
シンプルに私のタイプ。
人が顔だけじゃない、ってわかっているけど。
「おすすめあるけどプレゼンする？」
鳳「小一時間かかるから遠慮する！」
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・
放課後、学校の図書館に寄った。
模試の結果がまた、ショッピよりも下だった。
成績を見たときの父親の少し伏せた目が忘れられない。
何が言いたいのかわかっている。
あんなに遊びまわっているショッピよりも努力しているのに私は彼にはかなわない。
何も言わない、父親の、ただ、ため息のような
空気を吐く音。
それが本当に辛い。
自分が一番わかっている。
だから私は図書館で勉強をする。
・
容量が悪い分努力をするしかないのだ。
・
数時間勉強をした。閉館の時間になる。
日が落ちるのが早くなって、もう外が薄暗かった。
イヤホンを外し
顔を上げると、チーノ君とショッピが目の前にいた。
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まろん - 更新きちゃぁぁぁ！展開楽しみすぎます!щ(゜▽゜щ) (2022年11月6日 0時) (
レス) id: b18d6a1c45 (このIDを非表示/違反報告)
nnn - はぁっ！最高すぎます！更新待ってました号泣 (2022年11月3日 21時) (レス) @page46 id: 8156faff94 (このIDを非表示/違反報告)
れんれん - 神作きちゃぁぁぁーーー！更新楽しみにしてます！！！！ (2022年10月30日 21時) (レス) @page45 id: 63496a6874 (このIDを非表示/違反報告)
Kote(プロフ) - 歯磨き粉2号さん» 更新長らくお待たせして申し訳ありません…！作品に対しても、とても素敵なお言葉をありがとうございます！作者大感動と照れ照れしてしまいました。これからもよろしくお願いします！ (2022年10月17日 22時) (レス) id: 00da8aa88a (このIDを非表示/違反報告)
Kote(プロフ) - hasuさん» 更新大変お待たせしました…！3回も！勿体無いですし大変恐縮です！ありがとうございます。完結は絶対にさせますので、よろしくお願い申し上げます！ (2022年10月17日 22時) (レス) id: 00da8aa88a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kotegawa | 作成日時：2022年2月14日 0時
