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その言葉を聞いて、ショッピは小さくため息をついた。
・
shp「練習しようや」
「うん、どこやる？」
shp「ダンスシーン」
「セリフないじゃん」
shp「ええやん。立って」
そういって、ショッピは私の手を取った。
少し狭い部屋に、二人が立つ。
「踊れるの？」
shp「今日ちょっとだけ練習したんや。はい、腕回して」
「こう？」
shp「ちゃう。こう」
そういって私の手をショッピの肩に乗せた。
ショッピは私の腰に手を回す。
思ったよりも距離が近い。
今日のショッピは、いつものようにサラサラな前髪を流してはおらず
ワックスで前髪をあげてた。
前髪をあげると、綺麗な顔立ちの全貌が見える。
腹たつほどイケメンだ。
しかも、本日の髪型は私の好みだ。
ときめかないはずがない。
・
shp「1,2,3,4……」
そういってショッピが足を動かす。
私は合わせるように見よう見まねで動いた。
・
shp「うまいやん」
「ショッピがリードしてくれるからだよ」
足元ばっかり見ていたが、私はショッピの方を向いた。
ショッピとの距離が思ったよりも近かった。
私たち二人は同時にびっくりする。
私が、足を滑らしてしまう。
「うわぁ！！！」
shp「ばか！！！」
そういって、私はショッピをベッドに押し倒すように倒れてしまう。
・
「着地成功じゃん」
私は押し倒したまま、笑った。
ショッピは両手で顔を覆った。
shp「嘘やろ〜〜〜〜〜〜〜」
そういってなぜか叫んでいる。
「……姫路さんじゃなくて、ごめんって」
shp「ちゃうねん、ちゃうんや。そうじゃないんや………」
そういってまだショッピが両手を覆いながら叫んでいる。
あまりにも顔を見せようとしないからショッピが今どんな表情をしているか気になった。
私は、片手で、ショッピの片手を剥ぎ取った。
するとショッピは顔を真っ赤にしていた。
よく見ると耳まで赤い。
shp「見んとおいてや………」
「ショッピ、さては女子への免疫下がったな」
shp「…………」
そういうと、みるみるショッピの顔が真顔に近づく。
「免疫あるじゃん」
shp「俺だけ恥ずかしがってんの意味わからん」
・
急にショッピは私の両手首を掴む。
転がるように私を押し倒し返す。
shp「……フン」
そういって私を押し倒したショッピは満足そうな顔をした。
押し倒されると、ショッピの顔がかなり近い。
私の顔はさっきのショッピのようにみるみる赤くなった。
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まろん - 更新きちゃぁぁぁ！展開楽しみすぎます!щ(゜▽゜щ) (2022年11月6日 0時) (
レス) id: b18d6a1c45 (このIDを非表示/違反報告)
nnn - はぁっ！最高すぎます！更新待ってました号泣 (2022年11月3日 21時) (レス) @page46 id: 8156faff94 (このIDを非表示/違反報告)
れんれん - 神作きちゃぁぁぁーーー！更新楽しみにしてます！！！！ (2022年10月30日 21時) (レス) @page45 id: 63496a6874 (このIDを非表示/違反報告)
Kote(プロフ) - 歯磨き粉2号さん» 更新長らくお待たせして申し訳ありません…！作品に対しても、とても素敵なお言葉をありがとうございます！作者大感動と照れ照れしてしまいました。これからもよろしくお願いします！ (2022年10月17日 22時) (レス) id: 00da8aa88a (このIDを非表示/違反報告)
Kote(プロフ) - hasuさん» 更新大変お待たせしました…！3回も！勿体無いですし大変恐縮です！ありがとうございます。完結は絶対にさせますので、よろしくお願い申し上げます！ (2022年10月17日 22時) (レス) id: 00da8aa88a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kotegawa | 作成日時：2022年2月14日 0時
