19 shp side ページ21
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ショッピ side
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ci「マジでストーカーやん、ショッピ」
shp「なんぼでも言え」
ci「湯葉さんが暗い中一人で帰るのが心配なん？」
shp「……うん」
ci「でもお前話しかけられるの？」
shp「……無理や」
ただでさえ、Aは俺を避けている。
学校外でも。
学校内はもはや他人だ。
同じ中学と言うこともいまだに周囲位に知られていない徹底ぶり。
そんな俺が話しかけて反応してくれるのだろうか。
ci「バカなんか……しゃーないな」
そしてチーノは、Aがイヤホンを外したのを見計らって
Aの前に立つ。
Aは少し不機嫌そうにこちらを見た。
その表情に俺はひよる。
shp「おい、チーノやっぱり…」
ci「湯葉さん、もう日い暮れているし駅まで送ろか？」
「大丈夫です。お気遣いありがとうございます…」
やはりシャットダウン。
Aはテキパキと準備を進めた。
そこから、早足で校門までいく。
俺は無言でAを追いかける。
すると校門の前で、Aが不審者に絡まれている。
俺は、Aも助けようとするが、躊躇してまう。
この姿が他の人に見られて、
Aにまた
それじゃ、俺が今まで他人のように振る舞った意味がなくなってしまう。
好意を押し殺して、一年間ずっとAを見守ってきたのに
その努力が全て崩れてしまう気がした。
するとチーノがとっさにAを助けた。
不甲斐なかった。
好きな子を助けられない自分に。
Aは俺とチーノ君と駅まで帰ることになった。
・
Aの隣に行く勇気がなかった。自分が不甲斐なくて。
前を歩いているチーノとAはお似合いだった。
Aは、チーノをチラチラと見ていた。
俺はAのことを知っている。
チーノみたいなのがタイプだって。
悔しかった。
俺の方が、Aを知っているのに。
・
駅まで送ると
ci「俺、反対方向やから」
そういってチーノは帰っていった。
その姿をAは目を輝かせて見ていた。
これは嫉妬だ。
そして自分が情けなく感じた。
どうか、その瞳を俺に向けて欲しい。
何度願ったことか。
shp「…………」
遠回しに『送る』と言ったがまた断られてしまった。
でも、またAが不審者と遭遇して
助けられないのが嫌だった。
俺は静かに、Aの後ろを歩いた。
・
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まろん - 更新きちゃぁぁぁ！展開楽しみすぎます!щ(゜▽゜щ) (2022年11月6日 0時) (
レス) id: b18d6a1c45 (このIDを非表示/違反報告)
nnn - はぁっ！最高すぎます！更新待ってました号泣 (2022年11月3日 21時) (レス) @page46 id: 8156faff94 (このIDを非表示/違反報告)
れんれん - 神作きちゃぁぁぁーーー！更新楽しみにしてます！！！！ (2022年10月30日 21時) (レス) @page45 id: 63496a6874 (このIDを非表示/違反報告)
Kote(プロフ) - 歯磨き粉2号さん» 更新長らくお待たせして申し訳ありません…！作品に対しても、とても素敵なお言葉をありがとうございます！作者大感動と照れ照れしてしまいました。これからもよろしくお願いします！ (2022年10月17日 22時) (レス) id: 00da8aa88a (このIDを非表示/違反報告)
Kote(プロフ) - hasuさん» 更新大変お待たせしました…！3回も！勿体無いですし大変恐縮です！ありがとうございます。完結は絶対にさせますので、よろしくお願い申し上げます！ (2022年10月17日 22時) (レス) id: 00da8aa88a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kotegawa | 作成日時：2022年2月14日 0時
