18 shp side ページ20
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ショッピ side
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ある日の体育の日。
ふと、視線を上げた。
Aのいる、教室に。
すると、窓にはびっしり女子がいて、
Aを見つけるが、すぐに目をそらしてしまった。
「「キャァ！」」
校庭にまで女子生徒の声が響く。
ci「お前さぁ。そろそろ認めろよ。一年中ずっと湯葉さん見てるよな？」
shp「見てへん！！」
ci「あ、湯葉さんだ」
shp「どこや」
それはチーノが指差した方向をみる。
ci「嘘」
shp「………チーノ……」
ci「なんで認めへんの？」
shp「認めてもいいことあらへんからや」
ci「認めたやん」
shp「………」
ci「言質とったで」
チーノはしてやったり顔をする。
ci「もしかしてさ、ショッピが髪の毛染めたり、チャラそうな雰囲気出すのそれが原因？」
shp「チャラそうな雰囲気って……なんやねん」
俺は思考を巡らす。
Aは昔からヤンキー映画が好きだ。
ちょとワイルドな茶髪の俳優を見るたびに「かっこいい」といっていた。
それに影響されていない、訳ではない。
と言うか完全に影響されている。
俺はみるみる顔が赤くなる。
ci「図星やったんか……」
shp「大先生に言ったらマジで命ないと思えよチーノ」
俺は両手で顔を覆った。
ci「耳まで赤いやん。クソォ、写真撮りてぇ」
・
その日の放課後、部室に入って先輩と一緒にゲームをした。
幸いにもチーノは、大先生に言わずにおいてくれたが
俺の弱みを握ったようで、こっちを見てはニヤついていた。
・
下校時間になると、図書館の明かりがまだついていた。
・
もしかしてA？
この間模試があったし。
Aは真面目で努力家だから、いい結果でもきっと勉強するんだろうか。
チーノと一緒に下駄箱に行き、俺はAの下駄箱の前に立つ。
ci「ショッピの下駄箱そこちゃうやろ」
shp「せやねん……湯葉さんの下駄箱」
ci「お前。ラブレターでも入れるの？」
shp「せぇへんわ！！」
俺は罪悪感を感じながらも、下駄箱を開けた。
そしてまだ、Aが下校していないことに気づいた。
ci「お前、案外ストーカー気質なんやな」
shp「なんぼでも言え」
外はもう暗かった。
このまま一人でAを返してもいいのか？
そう思った。
俺は、チーノに黙って図書館に向かった。
ci「待てよショッピ！」
そう言いながらチーノはついてきた。
・
図書館を覗き込むと、
一人勉強しているAがいた。
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まろん - 更新きちゃぁぁぁ！展開楽しみすぎます!щ(゜▽゜щ) (2022年11月6日 0時) (
レス) id: b18d6a1c45 (このIDを非表示/違反報告)
nnn - はぁっ！最高すぎます！更新待ってました号泣 (2022年11月3日 21時) (レス) @page46 id: 8156faff94 (このIDを非表示/違反報告)
れんれん - 神作きちゃぁぁぁーーー！更新楽しみにしてます！！！！ (2022年10月30日 21時) (レス) @page45 id: 63496a6874 (このIDを非表示/違反報告)
Kote(プロフ) - 歯磨き粉2号さん» 更新長らくお待たせして申し訳ありません…！作品に対しても、とても素敵なお言葉をありがとうございます！作者大感動と照れ照れしてしまいました。これからもよろしくお願いします！ (2022年10月17日 22時) (レス) id: 00da8aa88a (このIDを非表示/違反報告)
Kote(プロフ) - hasuさん» 更新大変お待たせしました…！3回も！勿体無いですし大変恐縮です！ありがとうございます。完結は絶対にさせますので、よろしくお願い申し上げます！ (2022年10月17日 22時) (レス) id: 00da8aa88a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kotegawa | 作成日時：2022年2月14日 0時
