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この二日。
ショッピの笑顔をたくさん見た。
その笑顔を見ると、なんか、自分が小さい人間に見えた。
「私、ショッピの笑ってる顔、すごい好きだわ。なんか元気貰う」
心の声がポロって出た。
本心が、出てしまった。
あ、言ってしまった。
ハッとして、ショッピの顔を見た。
ショッピは、下を向いていた。
表情がよく見えない。
やばい、地雷踏んだ？
私は慌てて修正する。
「ごめん。今の深い意味はないの。えっと、ほら、幼馴染の私でもショッピの笑顔にときめくんだから………好きな人にもたくさん見せたら、うまくいくんじゃない？」
早口でまくしたてるように言ってしまた。
動揺がバレてそうで焦る。
すると勢いよくショッピが顔をあげた。
「うわぁ！」
私はびっくりする。
shp「俺思ったやけど。Aと言うと、ほら、幼馴染だからか笑いのツボが合うねん」
「合うって言うより……私の行動にショッピが笑っているだけでしょ」
shp「そうやけど、昨日から表情筋が筋肉痛やねん」
「そ、そうなのか」
shp「……だから俺に協力してくれへん？」
「協力？」
ショッピの勢いに押されるように聞いてしまう。
shp「俺、Aと一緒にいるようになったらよく笑うようになると思うねん。だから俺となるべく一緒におってや！幼馴染の恋路を助けると思って！！！」
「普段どんだけ笑っていないの………」
私は少し躊躇した。
確かにショッピの笑っている姿は大好きだ。
でも、これ以上一緒にいて
自分の器用のなさを見せつけられて惨めになる気もした。
ショッピと比べられて、出来ない存在だと、
見せつけられる気がした。
一緒にいるのは楽しい。
でも、コンプレックスを感じてしまう。
そして……
周囲の目線も気になる。
私とショッピは不釣り合いだ。
人の視線を勝手に勘違いして落ち込みそうだ。
私がふとショッピを見ると。
懸命な熱い視線を向ける。
そ、そんなに上手くいってないの！？
藁でもすがる思いなの！？
「具体的にどうやって？」
視線に負けてしまう。
聞いてみることにした。
shp「今日みたいに、一緒にゲームしたり。勉強したり………学校で関わって欲しいとは言わへん。放課後に、こうやって一緒にいて欲しいんや」
今日みたいな感じか。
お父さんと鉢合わせなければ、
変にコンプレックスも刺激されない。
いいのではないか？
「私でよければ」
その日から私とショッピの関係の歯車が回り始めた。
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まろん - 更新きちゃぁぁぁ！展開楽しみすぎます!щ(゜▽゜щ) (2022年11月6日 0時) (
レス) id: b18d6a1c45 (このIDを非表示/違反報告)
nnn - はぁっ！最高すぎます！更新待ってました号泣 (2022年11月3日 21時) (レス) @page46 id: 8156faff94 (このIDを非表示/違反報告)
れんれん - 神作きちゃぁぁぁーーー！更新楽しみにしてます！！！！ (2022年10月30日 21時) (レス) @page45 id: 63496a6874 (このIDを非表示/違反報告)
Kote(プロフ) - 歯磨き粉2号さん» 更新長らくお待たせして申し訳ありません…！作品に対しても、とても素敵なお言葉をありがとうございます！作者大感動と照れ照れしてしまいました。これからもよろしくお願いします！ (2022年10月17日 22時) (レス) id: 00da8aa88a (このIDを非表示/違反報告)
Kote(プロフ) - hasuさん» 更新大変お待たせしました…！3回も！勿体無いですし大変恐縮です！ありがとうございます。完結は絶対にさせますので、よろしくお願い申し上げます！ (2022年10月17日 22時) (レス) id: 00da8aa88a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kotegawa | 作成日時：2022年2月14日 0時
