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・
「ショッピ強い。ゲームうますぎ」
shp「Aが弱いだけちゃうか？」
「言うねぇ、覚えていろ」
shp「望むところ」
・
私たちは夜通しゲームをした。
結果は私の全敗。
「なんで…」
shp「日頃ゲームしてるのAだけちゃうぞ」
「ゲームもして、そんな成績いいの？バケモンじゃん。羨ましい……」
shp「………俺はずっとAを羨ましい思っとるで」
「嘘でしょ」
shp「ほんま」
「例えば？」
どうせ冗談だろと、私は思った。しかし予想外の答えが返ってくる。
・
shp「……俺にはないもんもっとる。よく笑うし。小さいころとか…俺のお母さんはAをよく可愛がってたイメージやし、小さい頃……ずっと嫉妬しとった。俺は守られてばっかやったしAに」
・
予想外すぎた。目を丸める。
shp「俺、甘えるの下手やねん。Aが俺のお母さんに甘える度に嫉妬しとった………………俺がなく度に、助けてくれるAの強さに嫉妬しとった」
・
shp「今は、尊敬してる。人一倍努力できるAに。今日も、俺のわがまま聞いてくれた、Aを、俺は尊敬してるし」
・
ショッピがそう言うこと思っているなんてもいなかった。
だって、ショッピは要領が良くてなんでもそつなくこなす。
私にないものを持っている。
・
「私も、ショッピを羨ましいって思っている。要領良くて、なんでもできて………」
・
shp「俺ら同じこと思ってんやな。笑えるわ」
「ま、真面目な話をしているのに！」
shp「Aのこと理解できた気がして、嬉しいわ」
「私も、ショッピのことちょっと誤解してた。なんて言うかもっと完璧超人だと思っていたから」
shp「完璧超人ちゃうって」
「だって、運動もできて、勉強もできるし、おまけに顔も良くてモテモテ」
shp「……でも欲しいもん手にいれてるとは限らんで？」
「もしかしてフラれたの？」
shp「フラれたと言うか、マジで脈なし」
「やば」
私は口角を全力であげてしまう。
ショッピの弱みを握った気がしたからだ。
shp「……好みに合わせて髪の毛染めたんやけどな、全然響いてないっぽいんや」
「あ、なるほど。それで髪の毛染めたの？」
shp「せやねん」
「でも似合ってるじゃん。その髪色に揺れ動かない女の子は趣味悪いって」
shp「……」
ショッピは呆れた顔でこちらを見た。
「何よその顔」
shp「やっぱ、Aはばりおもろいわ」
そう言ってまた笑い始めた。
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まろん - 更新きちゃぁぁぁ！展開楽しみすぎます!щ(゜▽゜щ) (2022年11月6日 0時) (
レス) id: b18d6a1c45 (このIDを非表示/違反報告)
nnn - はぁっ！最高すぎます！更新待ってました号泣 (2022年11月3日 21時) (レス) @page46 id: 8156faff94 (このIDを非表示/違反報告)
れんれん - 神作きちゃぁぁぁーーー！更新楽しみにしてます！！！！ (2022年10月30日 21時) (レス) @page45 id: 63496a6874 (このIDを非表示/違反報告)
Kote(プロフ) - 歯磨き粉2号さん» 更新長らくお待たせして申し訳ありません…！作品に対しても、とても素敵なお言葉をありがとうございます！作者大感動と照れ照れしてしまいました。これからもよろしくお願いします！ (2022年10月17日 22時) (レス) id: 00da8aa88a (このIDを非表示/違反報告)
Kote(プロフ) - hasuさん» 更新大変お待たせしました…！3回も！勿体無いですし大変恐縮です！ありがとうございます。完結は絶対にさせますので、よろしくお願い申し上げます！ (2022年10月17日 22時) (レス) id: 00da8aa88a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kotegawa | 作成日時：2022年2月14日 0時
