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37. ページ37

Aは


「僕の妹最高でしょ」


と、未だ笑い続けるジョングクの妹なのでした。
釜山からソウルにやってきたAは一緒に住んでいるのです。


「あー、やっぱりAだね」

涙が出るほど笑い転げているジミンに隣から声をかけられてスマホから目を離す。

『アミがね、アミが最高なんでしょ』

グクとそっくりな大きな瞳で自信たっぷりに言い切るA。
テヒョンも隣で笑っている。

『オッパ』

ん?と顔を上げるグク。

『笑いすぎっ!』

立ち上がって寝転ぶグクのお腹にパンチをお見舞いする。

「いやだって、いつ聞いても面白い(笑)」
「方言出ちゃってるし」
「じょんぐがぁ!って(笑)」

『だってほんとにかっこよかったんだもん』

「俺、何人も抱き抱えてなんかないけど」

ユンギが肩を震わせている。

「僕はスーツしか褒められてなかった気が…?」

呟くジンの肩を叩いて未だ笑うホソク。

Aはそんな2人にウインクしたあと投げキッスを送る。

「えぇ〜僕は?僕のサングラス投げるとこいけてるでしょ?」
『いけてるぅ!めちゃくちゃいけてるよぉ!あんなにかっこいい人見た事ないっ!かっこよすぎて見てられないくらい!』
「えー。僕は?」
『さすがのジミニオッパでした!あのグローブはやらしいね!興奮するぅ!』

「こら、Aそんなこと口にしちゃだめ(笑)」


ナムジュンがクッションから顔を出してそう言う。


「ベタ褒めされてたナムジュニヒョンは黙っててくれますか」
「なっ!ジミナー」
「チョン兄妹はナムジュニヒョンに夢中だから」

『ナムオッパがそう言うならもう言いません』
「いい子ぶるなよ(笑)」
『いたっ、ナムオッパぁー。グクが頭たたいたぁ!』
「ヒョンに言わなくていいだろ」
『ヤキモチオッパ!』

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作者名: | 作成日時:2021年4月30日 23時

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