第6話 ページ8
もう諦めが即出てしまったあの試験から数日たったある日のこと、学校から合皮の手紙が来ていた。
「これもう不合格書いてるやつだ、わかる」
手紙から不合格だよ！ていうオーラが滲み出てるように私には見えます。わかります。
「お、合否？来たんだね！きっと受かってるよ」
「そ、そうかなぁ」
椎名家に住んでから私もこの家に馴染んできた。今ではあんな堅苦しい敬語ではなくタメ口へとなり、家族のような間柄になっている。
自室に入るとまた来たのかオロチがふよふよ浮かんでた。
「おー久方ぶりですね、オロチさん」
「何の真似だ。久しぶりだな」
「はぁ、見てよ、これ。来ちゃったわ、合皮の手紙」
「結果は？」
「まだ見てない…開けるか」
「…」
「開けるよ？」
「開けたらいい」
つばを飲み開封する。
そこには…
「あ」
「落ちたか？」
「…受かったわ」
受かってた。
「そう、受かってたんだね！良かった良かった！！明後日までには手続きしないとねぇ」
とおばちゃんはそう私の背中を叩き、
「良かったな」
とおじちゃんはグッと親指を立ててた。
「今夜は店は閉める！外食にしよう。着替えとき！」
「え！あ、うん」
この後3人で焼肉屋行きました。
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山口さん！ - 3人の評価とお気に入りありがとうございます！ (2018年4月14日 17時) (
レス) id: a573f89806 (このIDを非表示/違反報告)
山口さん！ - 私の意向より、ゼウス戦終了後はアレスの天秤の世界観で続ける予定です。 (2018年4月13日 21時) (レス) id: 9fbb00b996 (このIDを非表示/違反報告)
山口さん！ - 更新遅めです！コメント欄にて連絡を致します。 (2018年4月13日 21時) (レス) id: 9fbb00b996 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山口さん！ | 作成日時：2018年3月27日 10時
