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仲良く?十分してるよ?
A「え?あのっ…」
涼介「はい、連行ー。」
A「えっ?!」
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強制的に、ロマンチックの欠片もない。
ガッと首に回された腕。
そのままズルズルと引き摺られていく。
覚えとけよ…伊野尾慧!!
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まだ部活の時間じゃないのに部室の鍵は開いていて、
重々しい扉を開ける。
A「涼介、違うよ。私たち何も…」
涼介「何が?」
A「え?」
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涼介「俺が怒ってると思ってんの?」
A「…え…うん…」
涼介「伊野尾慧と仲良くしてて?」
A「…違うの?」
違うんだったら…なんで…
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涼介「よーくわかってんじゃん。お前。」
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ええ?!何この人!!
ジリジリとソファまで追い込まれて。
涼介「なんだ?お前。わざとか?わざとやってんのか?ああ?」
ヤクザ?!この人ヤクザですか?!ヤンキーですか?!
言葉遣いが荒いんですけど!!怖いんですけどー!!
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A「違いますって!誤解です!!」
涼介「誤解?なんかよく知らねぇけど…」
そう言うとずっと持っていたのだろうか。
ピラッと目の前に出される小さな紙。
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A「あっ!」
涼介の手に摘まれてる紙はハチマキの人数と涼介の名前を書いたメモ。
涼介「こんな紙切れ1枚でなんなの?お前ら。」
そう言ってメモの内容を見ようとする涼介。
A「だっ、ダメ!」
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バッと勢いよく飛びついて、メモを死守する。
A「…よかったぁー。」
涼介「全然よくねぇよ…」
A「え?」
涼介「ってぇな…」
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やば。勢いよく飛びついたから…?
A「あ…と…ごめん?なさい…」
涼介「A?」
A「きゃっ?!」
腕を掴まれたと思ったらそのまま押し倒されて。
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涼介「大胆なことをしてくれんね?」
A「違くて…!」
涼介「最初に押し倒したのはお前だろ。」
A「押し倒したんじゃなくって…」
俺をその気にさせたんだから責任とれとでも言いたいのだろう。
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涼介「望み通りにしてやるよ。」
私何も望んでないっ!!
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しゃろむ。(プロフ) - タイトル表記についてですが、×を使うとBL作品だと勘違いしてしまうので変更していただけると有り難いです…BLだと思って楽しみにタイトルをタップしたらノーマルだった時あまり気分の良いものではないので、よろしくお願いいたします (2019年9月30日 21時) (レス) id: 3203af1df4 (このIDを非表示/違反報告)
萌(プロフ) - 山田くんにキュンキュンしっぱなしでした! (2016年1月4日 13時) (レス) id: cf9da137e2 (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(プロフ) - このシリーズ大好きです!!続々編もみたいです!涼介サイドとかでお願いします。この作品で元気もらってます! (2016年1月3日 22時) (レス) id: 2dbcbac383 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきちゃづけ - すごく面白かったです!きゅんとしました! ちなみに私もジャニヲタ (2015年12月30日 11時) (レス) id: c0b5c41e9f (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - マッキーさん» ありがとうございます!! ジャニヲタですね。笑 (2015年9月9日 9時) (レス) id: 9eb015a482 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あすみ | 作成日時:2015年7月25日 9時