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大貴「俺はてっきり、ハチマキ渡したくて山田に体育祭出て欲しいもんだと思ったんだけど？」
今度はハサミを落としそうになった。
なんで、こうズバズバと言い当ててしまうんだ。
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A「なっ…」
大貴「当たりでしょ？」
A「そーゆージンクスって涼介、全然信じてなさそうですよね。」
ジンクス？はっ、アホらし。とか言いそう。
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A「でも、折角だから…私にできる範囲のことなら、してみたいと思って…」
大貴「Aちゃん…」
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大貴「後ろに山田いるよ。」
A「えっ？！」
涼介「俺が何。」
振り返ると普通に立ってる涼介。
A「ちょっ、先輩知ってたなら教えてくださいよっ！」
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大貴「え？あぁ。ごめんね。」
涼介「で？俺が何？」
A「なっ、なんでもないですっ！」
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涼介「あっそ。じゃ、帰るぞ。」
鞄を肩にかけ、座ってる私の腕を引っ張り立たせる。
A「え？門作りはいいの？」
涼介「2人がやってる。」
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下を見ると裕翔くんと知念くんが作業していて。
A「手伝わないの？」
涼介「…は？」
大貴「Aちゃん、多分2人で帰りたいって意味だから！」
こそっと耳打ちする先輩の声に涼介の顔を見る。
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涼介「…んだよ。」
A「え？私と帰りたいから早く切り上げたの？」
涼介「何言ってんだ、お前。」
A「えっ、あっ、ごめんなさっ…」
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涼介「わかってんならさっさと帰る準備しろよ。」
先輩の方を見ると笑っていて。
なーんだ！だったらもっとわかりやすく言ってくれればいいのに！
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駅を降りて、家に向かって歩く。
別に甘い雰囲気とか…ないんだけど。
手を繋ぐこともないし…てか、繋いだことあったっけ？
腕を引っ張られることは沢山あったけど…
A「あ、じゃあ、また明日。」
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こんなに早く家に着いちゃうなら変なこと考えてないでなんか話しかければよかったな…
少し名残惜しいけど、門に手をかける。
その手を掴む涼介の腕。
A「え？…なんか用でも…」
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しゃろむ。(プロフ) - タイトル表記についてですが、×を使うとBL作品だと勘違いしてしまうので変更していただけると有り難いです…BLだと思って楽しみにタイトルをタップしたらノーマルだった時あまり気分の良いものではないので、よろしくお願いいたします (2019年9月30日 21時) (
レス) id: 3203af1df4 (このIDを非表示/違反報告)
萌(プロフ) - 山田くんにキュンキュンしっぱなしでした！ (2016年1月4日 13時) (レス) id: cf9da137e2 (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(プロフ) - このシリーズ大好きです！！続々編もみたいです！涼介サイドとかでお願いします。この作品で元気もらってます！ (2016年1月3日 22時) (レス) id: 2dbcbac383 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきちゃづけ - すごく面白かったです！きゅんとしました！ ちなみに私もジャニヲタ (2015年12月30日 11時) (レス) id: c0b5c41e9f (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - マッキーさん» ありがとうございます！！ ジャニヲタですね。笑 (2015年9月9日 9時) (レス) id: 9eb015a482 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすみ
| 作成日時：2015年7月25日 9時
