poison-Ryosuke×Kei×Daiki-

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涼介「期待してんじゃねぇよ。アホ。」


って。またバカにされた。


A「なっ！もうっ…！ありえないっ！」

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デコピンを食らったおでこを摩りながら睨む。


ちょっと甘いいい雰囲気じゃない？とか思ってたのに！



A「もっ…涼介なんてっ…」


涼介「嫌い？」

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A「…好き…だけど…そーゆーところは嫌い。」


涼介「嘘付け。そーゆーとこも好きなんだろ。お前ドMだもんな。」


A「ドMじゃないっ！」


なんで？！なんなの？！もうっ！

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そのままたった2文字言うだけだったじゃない！


あの雰囲気だったらそんな2文字軽く言えたじゃない！


…軽く言われちゃ困るけど。


A「素直じゃないなぁ…」


涼介「お前がな。」

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A「も…私、ほんとに嫌いだもんっ。」


涼介「あっそ。」


A「ほんっとに嫌いだからっ！」


涼介「わかったって。」


A「嫌い！大っ嫌い……んっ…！」

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涼介「ちょっとお前、煩い。」


強引なキスで口止めするなんて…


A「なんなの…もう…」


涼介「そんなに嫌いか。」


A「………」

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涼介「俺は嫌いじゃないのにね。」

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A「えっ…」


顔を上げると久々に見た涼介の笑った顔。

やっぱりこの顔が好きなんだ。


涼介「好きに決まってんだろ。…バカ。」


最後のは…照れ隠しでしょう？


そんな顔を見られたくなかったのか、近づいて甘いキス。

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A「バカは涼介だよねー？照れちゃってさっ。」


涼介「あ、やっぱ嫌いだわ。」


A「えっ？！」


涼介「あとハチマキ作んの下手。」


A「それ今関係ないし！」

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彼方といるとやっぱりロクなことがないように感じるけど。

またひとつ、新たなモノを手に入れられた気がする。

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targetにされて、trapにかけられて。

更には病み付きなpoisonにハマっちゃうなんて。


私は彼方の甘い誘惑からはきっと抜け出せない_________

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