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まだHR中じゃないの?って言ったら

とっくに終わったわばーかって。


ねぇ、バカ必要?

今、バカ必要だった?























涼介だって、4位じゃない!


1位は知念くんだし、2位は裕翔くん。

毎回キープしてた3位は慧に取られてイライラしてるの?


いつもの重々しい扉を開けて中に入る。























今日って部活あるのかな…


ガチャンとゆっくり閉まった扉と同時にソファの上に鞄を乱暴に投げ捨てる涼介。


できるだけ機嫌を損ねないように端の方で小さく立っておく。


だから…なにをそんな怒って…























下を向いて考えていると、_____ダンッ


って、耳元で大きな音。


思わず顔を上げるとそれはそれは相当お怒りの涼介。


A「え…?…あの…」























涼介「俺、アイツ嫌い。」


A「アイツ?…え、誰のこと…」


涼介「はぁ?わかんねぇの?」


A「わかんないっていうか…ヒント少なすぎっていうか…?」


涼介「クイズじゃねぇんだよバカッ!」























バカって…


A「バカって言わなくてもいいじゃん!」


なんでそんな…とばっちりって言うのよ!

八つ当たりって言うのよ!


涼介「慧だよ!伊野尾慧!!」























名前を出させんなって…更にイライラ。


A「え…なんで?

なんか…嫌なことでもされたの?」


怒りの睨んだ目線が、徐々に…


悪巧みを考えるような…目に変わる。























涼介「ああ…された。」


A「え?ほんとに?」


慧が?涼介に?


そんなこと、しなさそうなのに。


A「じゃあ何されて……」























涼介の指が頬を滑って髪に触れる。


A「なっ…に…」


そのまま耳にかけて、さっきの慧みたいに口を寄せて…


っていうか、口付けてる…























涼介「…キョリ近すぎ。」


A「…え?」


涼介「アイツ、Aに近すぎてうざい。」


なんとも喜び難い理由なんですけど…


嬉しい反面、そんな理由でそこまで怒るの?って。























A「そんなこと…ないと思うけど…」


涼介「あるだろ普通に。お前の距離感覚おかしいんじゃね?」


…そのまま素直に妬いてくれてるならまだよかったのに。





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しゃろむ。(プロフ) - タイトル表記についてですが、×を使うとBL作品だと勘違いしてしまうので変更していただけると有り難いです…BLだと思って楽しみにタイトルをタップしたらノーマルだった時あまり気分の良いものではないので、よろしくお願いいたします (2019年9月30日 21時) (レス) id: 3203af1df4 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 山田くんにキュンキュンしっぱなしでした! (2016年1月4日 13時) (レス) id: cf9da137e2 (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(プロフ) - このシリーズ大好きです!!続々編もみたいです!涼介サイドとかでお願いします。この作品で元気もらってます! (2016年1月3日 22時) (レス) id: 2dbcbac383 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきちゃづけ - すごく面白かったです!きゅんとしました! ちなみに私もジャニヲタ (2015年12月30日 11時) (レス) id: c0b5c41e9f (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - マッキーさん» ありがとうございます!! ジャニヲタですね。笑 (2015年9月9日 9時) (レス) id: 9eb015a482 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あすみ | 作成日時:2015年7月25日 9時

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