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ゆっくり離れると涼介が私の手を握って目隠しを外す。


涼介「へぇ…?お前の中で言う“なんか”ってのはキスなんだ?」


A「え…?」























涼介「俺は別になんか奢ってもらうとかそーゆーのを思ったんだけど。」


A「え?!」


元々赤かった顔が更に上気するのがわかった。


思わず頬を手で覆う。


A「やっ…あのっ…」























普通思うじゃん?!


こんな変態な俺様野郎の“なんか”とか“奉仕”とかはこういう類のモノだと思うじゃん?!


涼介「お前の頭はそーゆーこと考えてんの?」


楽しそうに私の髪の間に指を通らせて。


A「考えてなんかっ…」























涼介「やらしーね…お前。」


そんな言葉…変態涼介に言われたくないし…


A「なっ…違うっ!」


涼介「はぁー?違わないだろ。」























全然違うし!全然違うよ!!


考えてない!そーゆー類も考えてない!


A「違いますっ!」


そう言うと、涼介の腕が後頭部に回ってそのまま引き寄せる。























涼介「そーゆーこと考えてるくせにキス下手だよな。」


考えてもないし更にバカにされたし!


A「だからっ……んんっ…」


反論しようとするとすかさず口を塞いで。























涼介「序でに言っとくけど…」


A「はぁっ…」


少し離れて鼻先がくっつくくらい。


口を開けば優に吐息がかかる。























涼介「そんなキスじゃ全然足りねぇし。」


A「え…ええ?!」


顎を持ち上げて唇に触れる指先。


A「涼介…んっ…」























空いていた手でグッと腰を引き寄せて離れられないようになる。


深くなるキスに着いて行けなくて。


A「んっ…待っ…」


涼介の胸板を押して抵抗してるのにその腕を取られて。


涼介「ん。かわい。」























A「ぇ…っん、」


いつもはそんなこと…絶対言ってくれないのに。


急にそんなこと言うから…


それもキスなんてしてるときに。























甘すぎてとろけそう。





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しゃろむ。(プロフ) - タイトル表記についてですが、×を使うとBL作品だと勘違いしてしまうので変更していただけると有り難いです…BLだと思って楽しみにタイトルをタップしたらノーマルだった時あまり気分の良いものではないので、よろしくお願いいたします (2019年9月30日 21時) (レス) id: 3203af1df4 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 山田くんにキュンキュンしっぱなしでした! (2016年1月4日 13時) (レス) id: cf9da137e2 (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(プロフ) - このシリーズ大好きです!!続々編もみたいです!涼介サイドとかでお願いします。この作品で元気もらってます! (2016年1月3日 22時) (レス) id: 2dbcbac383 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきちゃづけ - すごく面白かったです!きゅんとしました! ちなみに私もジャニヲタ (2015年12月30日 11時) (レス) id: c0b5c41e9f (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - マッキーさん» ありがとうございます!! ジャニヲタですね。笑 (2015年9月9日 9時) (レス) id: 9eb015a482 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あすみ | 作成日時:2015年7月25日 9時

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