【ハイキュー!!】1年生4人でTRPGやってみた！-Part1 (ページ8)

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7話　日向翔陽　玄関ページ8

…それだけではなかった。

俺たちが会っていた方の藍美さん…だった肉片や下半身が這うように動き、口のような器官をどんどん作り出す。

「まく…る。ま…く…る。」

藍美「あら。ごめんなさい。一撃で決めてやれなくて。痛かったですよね。私が帰りましたから。もう藍美を振り舞わなくていい。休んでください。その苦しさから解放されてください。」

何度も何度も腕が振り下ろされ、藍美さんだったものは細かくなりすり潰れ、原型をなくしていく。

「ごめんなさい」その言葉が繰り返されるとついに動かなくなった。

『突然凄惨な光景を見た3人は〈SANチェック〉です。』

不意にAさんの声が聞こえてきて我に返る。あまりにも話に集中しすぎていた…。

『SANチェックは恐ろしい事象に直面したときに精神にどれだけダメージが入るかという判定です。この値が0になっても死亡扱いになるので注意が必要です。ではどうぞ。成功で1d3、失敗で1d6+1の減少です。』

【山口：13→成功 48/50】
【日向：75→成功 77/80】
【影山：21→成功 69/70】

『このまま〈アイディア〉もどうぞ。』

【山口：75→失敗】
【日向：68→失敗】
【影山:92→失敗】

月島『ねぇ。ちょっと。』

日向『あぁ！！俺ら月島いないと何も思いつかねぇ！』

『そうですね。何も気づきません。ではロールプレイをどうぞ。』

山口「日向、影山。帰ろう！やばいよここ！」

影山「あ…あぁ。行こう。」

『すると、藍美の右腕が拳ではなく、鞭のような、触手のようなものに変容していき、貴方をめがけてシュルルと伸びてきます。』

日向「避けれますか！？」

『回避をどうぞ。』

【山口：64→失敗】
【日向：75→失敗】
【影山：76→失敗】

日向「うわぁっ！」

『では臙脂色の鞭のようにしなる肉塊が貴方たちに巻き付きます。今は巻き付いているだけで生暖かい感触だけがあります。』

藍美「ごめんなさい、逃げないでいただけると嬉しいです。逃げられると…殺してしまうかもしれません。乱暴なことはしたくないんです。お願いします。」

その声が消えそうで震えていて、それにまだ殺されたくないし「はい」と答えた。