最強シード=転校生!? (ページ5)

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第3話ページ5

Aside

3回のノックの後、どうぞ、という声に従い理事長室に入る。
高そうな椅子にふんぞり返って座っている理事長と思われる人に軽く頭を下げた。

理事長「君が城之院Aクンだね。フィフスセクターから話は聞いているよ」

A「はい。学校では常野Aでお願いします」

財閥のご令嬢ってことがバレると色々と面倒だし。

理事長「分かっているよ。本題に入るけど、君は剣城クンの後釜としてココに来たんだよね」

A「私がシードだということは、隠しておいてもらえると嬉しいです」

シードってことがバレるともっと面倒だし。

理事長「分かった。じゃあ君は1－Aに入ってもらうよ。担任の先生には伝えてあるから、職員室に寄ってから教室に向かってくれ」

A「わかりました、ありがとうございます」

理事長にもう一度頭を下げ、理事長室を後にする。

A「剣城の後釜、ねぇ…」

本当はもっと別の目的で来たんだけど。
そんなことを思いながら、職員室へ向かった。