最強シード=転校生!? (ページ19)

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第17話ページ19

---数日後、ホーリーライナー乗り場にて---
天馬side

ホーリーロード第3回戦、当日。
いよいよ木戸川清修との試合がやってきた。

三国「いよいよ木戸川との一戦か…。」

天城「去年の雪辱、晴らしてやるド！！」

去年の決勝で惜しくも木戸川清修に敗れてしまった事もあり、先輩たちはみんな気合が入っていた。
俺たち1年も足を引っ張らないように頑張らないと…！！

「どけよ！」

気が付くと向こうのホームには、木戸川清修の選手たちが到着していた。噂通り、というか、少なくとも仲がよさそうには見えなかった。
そんな中でも、キャプテンと思われる人の目はしっかりとしていた。
そんな時だった、鬼道さんが声をあげたのは。

鬼道「アフロディ！？」

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Aside
ホーリーロード第3回戦、雷門中対木戸川清修の試合会場へリムジンで向かっていた。

A「鬼道さん、今頃アフロディさんと会って驚いてるかなー」

執事「と、言われますと、木戸川清修の監督はアフロディ様がつとめるのですか」

A「うん」

今の木戸川清修を任せられるほど信頼のおける人、かつ雷門中に成長の機会を与えられる人ってことで、豪炎寺さん達が決めたらしい。

A「あ、そうだ。ねぇねぇ、頼んでたやつ、手に入れてくれた？」

執事「もちろんでございます。正面席で少し後ろの方、しっかりと手に入れてきました」

そう言って差し出されたのは、今日の試合のチケットだった。
もっと良い席で見たいという気持ちはあったが、あまりにも前すぎて見に来ている事がバレたらそれはそれで面倒だ。

執事「お嬢様、到着しましたよ」

A「ありがと、じゃあ終わったらまた連絡するね」

試合会場から少し離れた道でおろしてもらい、試合会場であるウォーターワールドスタジアムへと向かった。