止まった時と、狂ったメンバー【wrwrd】【TRPG風】 (ページ2)

今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:6,085 hit

表0話ページ2

「なんや、これ。へーTRPGか。面白そうやな。皆でやるか。」

歯車は、回りだす。
本当の終わりを求めて。

「ゾムさん？どうしたんですか？なるほどTRPGをやりたいんですか。
じゃあ、人集めてきますね。」

歯車は、求める。
自分を動かす部品を。描く世界を。

「どないしたん、ショッピ君。へぇ、TRPGをやりたいねぇ。」
「大先生は仕事と編集終わったんか。」
「終わってますー、トン氏もやろうや。」
「まぁ、ええけど。シッマとシャオロンも誘えば？」

歯車は、飲み込む。
動かす部品も、世界でさえも。

「ショッピ君やん。どうかしたん？TRPGか。
なぁ、シッマ。久しぶりやしやろうや。」
「ええけど、なんか必要なものはあるんか？
大丈夫なんやな。なら、やるわ。」
「あ、そうや。チーノとAも誘おうや。」
「ありやな。それ。」

部品は、誘う。
一人でも多くの部品を。そのほうが世界が輝くから。

「どうしたん、ショッピ君。TRPGをみんなでやることになったからやらないかねぇ。
A、やるか？」
「うらましかったから、やりたい。」
「だ、そうや。俺とAは参加するわ。」

「おっ、みんな揃ったようやな。今回、GMは、俺とショッピ君でやるわ。」
「了解です。それじゃあ、PLのみなさんは、スマホを出してください。」
「はーい。これで大丈夫？」
「問題ないです。ゾムさん。準備できましたか？」
「大丈夫やで。それじゃあ、始めようか。」
「「「「「「「「呪われたTRPG『呪友』を」」」」」」」」

さぁ、部品はそろった。
今宵の物語は、どんな世界を描くのだろうか。
happyendか、
badendか、
どちらに動くかは、彼ら次第
あなたは、どっちだと思う？