◎ガリさん測定 ページ26
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猪狩「……ああっ！」
井上「……あ、」
レッスン前に、レッスン場の隅でコソコソしている蒼弥と瑞稀
『どうしたの？』
猪狩「……36度5分じゃ、ない」
井上「これ壊れてなかったんだ」
猪狩「……滑れない」
『は！？』
まるでこの世の終わりみたいな顔で床に体育座りする蒼弥
『…ちょ、嘘だよね？』
猪狩「今日は体温が異常だから体幹が保てない」
『え、熱だったの？具合悪い？』
井上「大丈夫、36度6分」
『おいガリ、平熱じゃないか』
珍しく今日は滑れないと駄々をこねる蒼弥に困っていると、すっとやってきた涼
橋本「…はい、もう1回測ろ？挟んで、」
そう言って体温計を脇に挟ませると、ぎゅっと蒼弥を抱きしめる涼
『…何してんの』
井上「さ、さあ……」
橋本「…お！36度5分じゃん！」
猪狩「ほ、ほんとだ！猪狩ローラー履いてきます！」
ぴょんぴょんと喜んでローラーを置いている場所に駆けていく
橋本「…猪狩もまだ中学生だからね、変な拘りにも付き合ってあげないと」
井上「何小細工したわけ？」
橋本「体温計の数字見ながら抱きしめるフリして脇に保冷剤入れてた」
『え、』
橋本「ほんとは猪狩、36度8分くらいまで上がってた！でもほら、元気そうだし大丈夫だよ」
そう言って涼が指さす先には満足そうな表情でレッスン場をくるくると滑る蒼弥
『…なるほど、お兄ちゃんだね涼は』
橋本「俺弟いないけどね、お兄ちゃんなら瑞稀のはずだけど？」
井上「俺、ガリさんのお兄ちゃんになった記憶は無いから」
�盒供屬◆次�昨日ローラー持ち帰って忘れてきた！」
別仕事で遅れてきた優斗がレッスン場の扉を開けてすぐそう叫ぶ
井上「……優斗もお兄ちゃんだけど」
橋本「まあ、歴では末っ子だし」
『…やっぱり涼はお兄ちゃんだね』
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さつち - 早く続きを読みたいです。待ってます。頑張ってください。那須君カワイイですね！ (2018年8月7日 17時) (
レス) id: 4a4d234789 (このIDを非表示/違反報告)
はなぞのまりん(プロフ) - 瑞稀くんとのイチャイチャがもっとみたいです！！ (2018年2月16日 0時) (レス) id: 9edb1e5eae (このIDを非表示/違反報告)
みみ(プロフ) - リクエストしてもいいでしょうか？キスは涙の味でなすくんにキスされたことを知ってしまった瑞稀くんと主人公ちゃんの話が見たいです！ (2018年2月5日 0時) (レス) id: ae03890069 (このIDを非表示/違反報告)
みみ(プロフ) - 初めましてコメント失礼します。キスは涙の味すごくキュンキュンしました！好きな人が瑞稀だったのがすごく個人的にキュンキュンきて、嬉しかったです！これから2人がどうなっていくのかも気になります！これからも更新楽しみにしてます！ (2018年2月4日 9時) (レス) id: ae03890069 (このIDを非表示/違反報告)
真穂・返事ものすっごく遅め許して！(プロフ) - 無所が出てくる小説が少ないので、すっごい嬉しいです！これからも頑張ってください (2018年1月29日 10時) (レス) id: d8f287e472 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：：とろわ | 作成日時：2018年1月6日 1時
