◎昔話（3） ページ11
_
涼side
初めはよく思ってなかった
なんで女の子がいるんだって
でも、瑞稀がどんどん仲良くなるの見てて悔しかったのも事実
でも最初に冷たい態度とったのは自分だから素直になれなくて、声を掛けられないまま時間は過ぎていった
小学5年の夏だった
学校の帰りにレッスン場に向かっていると、見慣れた水色のランドセルに二つ結びの後ろ姿
なにやら高校生くらいのお姉さんの集団に話しかけられていて、近付くと聞こえてくる会話
「ねえ、なんでレッスン場出入りしてるの？」
「誰かの妹とか？」
「関係者の娘？だったら最悪〜」
「早くなんか言いなよ」
橋本「あの、」
「え、涼くんじゃん」
橋本「虐めるのやめてもらえますか、しかも学校帰り狙うなんて趣味悪いですよ」
それだけ言って、Aの手を引いて足早にその場を去った
橋本「…よくあるの？」
『、え？』
橋本「話しかけられたりとか」
『ああ、うん…』
橋本「学校隣だよね、明日から迎えに行くから」
『ええ？いや、橋本くん来ると目立つし』
橋本「Aの存在が公表されるまではいとこって事にしよ」
『…そんないきなり、大丈夫だよ？慣れたし、』
橋本「…慣れないでよ、女の子なんだから」
『橋本くん、？』
橋本「1人で強くなろうとしないで」
『でも…』
橋本「今まで冷たくしてごめんなさい、本当はずっと仲良くなりたかった」
『えっ、』
橋本「ダンスだって誰よりも上手くて、尊敬してた」
橋本「本当にごめんなさい、やり直すには遅いかな…？」
『…明日から校門で待ってるね、橋本くん』
橋本「う、うん…！」
あの後にやけきった顔で手を繋いでレッスン場に行って瑞稀に冷やかされたな
_
『涼〜、明日放課後デートしよ』
橋本「いいよ、どこ行く？」
『んー、なんか甘い物食べたいな。あと服見るの付き合ってほしい！』
橋本「分かった。じゃあ…校門で待ってて？」
『ふふ、うん！』
_
いつもありがとうございます！
こちらはお星様が赤くなるまでお休みしようかなと思います、
それまではもう1つの作品を投稿するので少しシリアスで実際のメンバーとイメージが違う小説になっていますが読んで頂けると嬉しいです◎
これからもよろしくお願いします
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1124人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「紅一点」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さつち - 早く続きを読みたいです。待ってます。頑張ってください。那須君カワイイですね！ (2018年8月7日 17時) (
レス) id: 4a4d234789 (このIDを非表示/違反報告)
はなぞのまりん(プロフ) - 瑞稀くんとのイチャイチャがもっとみたいです！！ (2018年2月16日 0時) (レス) id: 9edb1e5eae (このIDを非表示/違反報告)
みみ(プロフ) - リクエストしてもいいでしょうか？キスは涙の味でなすくんにキスされたことを知ってしまった瑞稀くんと主人公ちゃんの話が見たいです！ (2018年2月5日 0時) (レス) id: ae03890069 (このIDを非表示/違反報告)
みみ(プロフ) - 初めましてコメント失礼します。キスは涙の味すごくキュンキュンしました！好きな人が瑞稀だったのがすごく個人的にキュンキュンきて、嬉しかったです！これから2人がどうなっていくのかも気になります！これからも更新楽しみにしてます！ (2018年2月4日 9時) (レス) id: ae03890069 (このIDを非表示/違反報告)
真穂・返事ものすっごく遅め許して！(プロフ) - 無所が出てくる小説が少ないので、すっごい嬉しいです！これからも頑張ってください (2018年1月29日 10時) (レス) id: d8f287e472 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：：とろわ | 作成日時：2018年1月6日 1時
