159色目 ページ10
「それは、違いますよ主」
だが、少し思い違いをしているAのその思いを否定する
「他の人が助けたのだとしたら、もっと人間に不信感や嫌悪感を抱いて拒絶していたはずです」
けれど、話を聞くに初見で誰もそんなことはなかったのでしょう?皆直ぐに受け入れ、この人が主がいいのだと言ったのでしょう?
『う、うんっ!』
「それはやはり主、貴女だったからですよ…他の誰でもない優癒子殿だったからです」
眠り方が分からないと困っていた自分たちにこんなに親身になって下さる貴女だから…だから皆慕っているのですと力強く断言してくれる一期に嬉しくて泣きそうになる
『ありがとう一期君…うん、ちょっと不安だったの…ほんのちょっぴりね』
一期君の言葉で元気出たし不安も飛んじゃったと笑ってくれる
「主、まだまだ頼りない自分ではありますが、どうぞ不安なときはいつでもご相談ください」
「流石一兄、見習うべきところばかりです」
『頼りがいのあるお兄ちゃんだね…でも、一期君もそう気負いすぎはダメだからね…お兄ちゃんだから、お兄ちゃんがって縛られすぎるとよくないから』
「はい、私も何か困ったことがあればご相談いたします」
やはり、貴女だから皆付いて行こうと思ったのですよと心の中で言う
「僕、なんだか…目がシバシバしてきました…」
『あ、眠くなってきたんだね…一期君も瞼が降りてきてるような感じだし』
二人の眠くなってきたような顔を見て、これなら眠れそうだと思うが、今自室まで降りて行って眠気が覚めてしまわないか気になった
『でも、このまま下に行って目が覚めちゃったらせっかく人の身で眠るといことが初めてできるかもしれないのに…あ、このままここでねちゃおう』
確か、もう一組あったからお布団敷くねとセミダブルサイズのローベッドの横に布団を敷くため押入れを開ける
『二人はベッドの方使って、こっちの方が大きいし、二人で寝ても余裕だよ』
スイスイと進んでいく物事に(Aが勝手に進めているが)眠さで二人の頭が回らないのと追い付かない
「あ、あの…主…そんな主の寝具を奪うわけには…;」
『大丈夫、せっかく二人が眠くなってきたんだもの、ちゃんと寝てもらいたいしね』
このまま下に行っても眠れそうな感じがするが、Aが色々考えてくれているのだ、眠さもあって
このまま甘えるのもいいかなと思い始める
「平野、主のご厚意に甘えようか」
「そうですね、一兄」
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華音(プロフ) - 早速最新話、153話目に誤字が2箇所御座いましたので^^;訂正を！！誤｢花が待って｣では無く正｢花が舞って｣です。二箇所目は、誤｢今日から平野の加わって｣では無く正「今日から平野も加わって」ですね。 (2022年1月24日 14時) (
レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
べっこうあめ(プロフ) - 感想とご指摘ありがとうございますっ投稿分はザッと確認して修正等していくので見つけたらまた指摘してくださいこんなのでも楽しんでもらえて嬉しいです、ありがとうございます(*'ω'*) (2022年1月24日 14時) (レス) id: 4f41ffd5d2 (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - 続きです。) 次の更新前に少しずつで良いので直してみて下さいね。それでは次の更新を楽しみにしております(*^^*) (2022年1月24日 11時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - 初めまして♪刀剣乱舞大好きで一通り更新分まで全て読ませて頂きました^ - ^とても面白く楽しいです♪ただ所々誤字脱字や一文字二文字文章が抜けていたり特にヒロインの名前が変換されている所とそうでない所が多く見受けられましたので^^; (2022年1月24日 11時) (レス) @page3 id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べっこうあめ | 作成日時：2022年1月21日 13時
