久遠のカラフルイヤーズ4

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対戦の結果は勝利Aだった…篭手切と山鳥毛の練度が初期値だったため、相手方に早々崩されたのだ
だが、やはり清光と同田貫の練度がかなり高めなので二人が奮闘してくれた甲斐もあったようだ

男士達の心の中は、演練でAに初勝利を捧げたいという思いで一致していたらしい…後日談

『おぉぉ!凄い!あ、対戦ありがとうございました、また機会があればお願いします』

「こちらこそありがとうございます…勝てると思ったんですけど、そちらの清光と同田貫強いですね;;」

ペコリと一礼しお礼を言うと相手の審神者も礼を返してくれた

「主さん、皆さんの所に行きましょう」

失礼しますと出て行くと、フィールドから出てきた部隊と合流する

「済まない小鳥…早々離脱してしまった」

「私もです」

『そんなの全然気にしなくていいよ!皆かっこよかったよ!!』

刀のさばき方?扱い方?こう、チャキって!!それで、バッサリいくでしょ!?平野君は体格活かして潜り込んでグッサリ、蜻蛉切さんは一度本体で受け止めて、それを払ってグッサリ!!

「主さん落ち着いてください;;」

皆さん固まってますからと大分語彙力を無くして興奮気味…いや、大分興奮したAに褒めちぎられて固まる男士達を救うべくAをどうどうと落ち着かせる

『ハッ!?そうだ篭手切君と山鳥毛さん痛いとこはない?』

「傷は、直ぐに消えるから…大丈夫だ//」

「大丈夫です//」

「ね、主…ここでべた褒めは…//」

『ん?次はベタベタ褒めにするね?』

「ちっがーう!」

まだ興奮冷めやらぬのか、会話が成り立たない…キャッチボールができない
ストレートどころか、もの凄い勢いのカーブが投げられる…カーブなのにこの勢い…

「会話が成り立たねぇ…//」

「今は何を言ってもダメなような気がします」

なので主さん、次の対戦を決めましょうと預かっていた端末を差し出して次に行った方がいいと判断した堀川によって強制的に終わらせられる

『上から行くから次はこの審神者さんの部隊…』

そうやって上から順番に対戦していき、最後の高審神者レベルの部隊と戦い終わり、お昼過ぎに参加したので、今日の演練は終了した

1日2回対戦相手の入れ替えがあるとのことだが、今回は2回目以降に行ったので本日分は終了したのだ

『ただいまー!』

「お帰りーあれ、なんか主いつもより、よりテンション高いね?」

「お帰り、どうだった初演練は」

「お帰りなさいませ…平野、演練はどうだった」

「主さんの興奮が冷めやらずです」

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