178色目 ページ29
激昂した相手の審神者がいきなり掴みかかってくる
「いいから謝罪して金出せっ!!」
そして、Aの顔を拳で殴ってくる…訳の分からない言い分と言いがかりで
その反動で後ろに倒れ尻餅をつく
「小鳥、流石にやりすぎだ!大丈夫か?済まない…」
自分の主のこの行動に咄嗟にAに駆け寄り殴られて腫れてきている頬に触れて仕舞わぬ様気を付けながらそっと手を添える
「主さまっ大丈夫ですかっ」
『大丈夫、二人ともありがとう』
こんな初めて出会う自分に優しく接してくれるとは…やはり、刀剣男士という神様は皆優しいんだなと思う
言っては失礼だが、あまり周りに気を使うということをしなさそうな同田貫でも何かと気を使い声をかけてくれるのだ
そんな細い腕じゃ心配だ、もっと食え、重い荷物は俺らが運ぶからアンタはこっちにしろ…等
そんなことをこの状況で思ってしまい、そして自分の所の男士達に会いたくなってきてしまう
「ごめんなさい主さま…僕、今日…は…僕がお守りすると…誓いましたのに…」
『泣かないで五虎ちゃん…五虎ちゃんに怪我がなくてよかった』
「主さま…」
泣きそうな…いや、既に泣いている五虎退の頭を撫でて五虎退の所為じゃないと慰める
「山鳥毛っ…俺に盾突くってのか…また次に南泉が来たら…お前の目の前で、いいってことだな」
「小鳥…済まないっ…それだけは…」
『!!あなたもしかして…ブラック審神者っ』
この審神者と山鳥毛と呼ばれた横にいる男士との会話に、聞いたことがあるわけではないがどこか同じ匂いがした…あの人と
「あ゛ぁ゛!?」
立ち上がると、五虎退と三鳥毛を後ろにして、この審神者の前に出て対峙する
『刀剣男士の主だからって何をしてもいいってわけではないですよ、男士の皆さんが嫌がることなら尚更っ』
しかも、先ほどまた次に来たらって…まさかあなた…男士を折ったんですかっ
その男士さんの名前を出すってことは、山鳥毛さんにとって身近だった男士ってことですよね
最低ですっと最大級の軽蔑の眼差しを向けると同時に、本人は全く意識もしていないし、意図も何もないが、この怒りで霊力が滲み出る
少し後ろにいる山鳥毛にもこの霊力は感じられるわけで、心地のいい、優しい霊力に自分を顕現したこの目の前の主の霊力とは大違いだ…しかも、人柄から何もかも
この霊力は勿論目の前の男にも伝わっていて、自分とは雲泥の差の霊力量と澄み具合に少し、しり込みしてしまう
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華音(プロフ) - 早速最新話、153話目に誤字が2箇所御座いましたので^^;訂正を！！誤｢花が待って｣では無く正｢花が舞って｣です。二箇所目は、誤｢今日から平野の加わって｣では無く正「今日から平野も加わって」ですね。 (2022年1月24日 14時) (
レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
べっこうあめ(プロフ) - 感想とご指摘ありがとうございますっ投稿分はザッと確認して修正等していくので見つけたらまた指摘してくださいこんなのでも楽しんでもらえて嬉しいです、ありがとうございます(*'ω'*) (2022年1月24日 14時) (レス) id: 4f41ffd5d2 (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - 続きです。) 次の更新前に少しずつで良いので直してみて下さいね。それでは次の更新を楽しみにしております(*^^*) (2022年1月24日 11時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - 初めまして♪刀剣乱舞大好きで一通り更新分まで全て読ませて頂きました^ - ^とても面白く楽しいです♪ただ所々誤字脱字や一文字二文字文章が抜けていたり特にヒロインの名前が変換されている所とそうでない所が多く見受けられましたので^^; (2022年1月24日 11時) (レス) @page3 id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べっこうあめ | 作成日時：2022年1月21日 13時
