169色目 ページ20
「やげーん、薬研いるっ?」
「あぁ、どうした大和守の旦那」
「執務室に来てっ、主が倒れちゃったみたいで」
安定のこの一言で厨内に動揺が広がる
「えぇっ!!主さん倒れたの!?」
「あるじさまっ」
「ったく大将…だから聞いたってのに」
「帰りが遅いと思ったら…」
ちょっくら診にいってくると安定と一緒に執務室の方へ向かった薬研を、Aのことが心配な男士達が見つめていた
「俺の手入れしたから…」
「ちょっと厚!!それは違うよっ!!主さんは絶対そんなこと思ってないし、言ってほしくないよ」
「少ししたらお見舞いに行こう厚」
「主の代わりに…燭台切に教わって…このお菓子を私たちで作って…主に持って行ってあげるのは…いかがでしょうか…作り方や材料は…それを確認すれば分かるでしょうし…細かいところは…燭台切に教えてもらえば」
「…僕、お菓子を作って…主さまに食べてもらいたいです」
「向こうで主さんが熱を出した時に、僕たちでおかゆとか作って食べて貰ったんだけど、とっても嬉しそうに食べてくれたんだ」
「僕たちが作ったお菓子を食べて、喜んでもらいたいですっ」
俺、燭台切呼んでくるっと最速の愛染がピャーッと走って呼びに行く…流石速い
「で、大将…弁解は?」
『(めちゃくちゃいい笑顔だっ)厨を、出た…直後に、なんか…眩暈…のような、感じがして…そのことに…ついて考えてたら、次郎ちゃんと…ぶつかって…なんだろ…余計、気分悪く…なった…感じ、です…』
でも、次郎ちゃん…の、所為じゃない…から、私の…前方…不注意…あ、あと…厚君の…せいでも…ない、から…
「?厨で何かあったのか?」
『全部、椿さんが悪いの』
「すげぇ責任転嫁だな」
薬研が厨であったことを説明してくれる
「そうなんだ…よかった…何か病気かと思った…」
『ごめんね皆…特に次郎ちゃん…二次被害もいいところだよ…』
「アタシは全然気にしてないよ…でも石切丸や青江を手入れしたときこんな簡単に顔色悪くなったりしなかったのに」
なんでなんだろうね？と不思議そうな顔をしていた
「多分次郎太刀とぶつかって目とか脳が揺さぶられて眩暈が広がったんじゃねぇか?」
一回そんな感じのことがあったぞ…おっと、これを言うと大将が余計霊力放出して悪化しちまう
とめちゃくちゃ気になることを言われた…しかも、この言い方だと、椿の悪行が暴露されるのだろう
『めちゃくちゃ気になる…』
「回復したら教えてやるよ」
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華音(プロフ) - 早速最新話、153話目に誤字が2箇所御座いましたので^^;訂正を！！誤｢花が待って｣では無く正｢花が舞って｣です。二箇所目は、誤｢今日から平野の加わって｣では無く正「今日から平野も加わって」ですね。 (2022年1月24日 14時) (
レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
べっこうあめ(プロフ) - 感想とご指摘ありがとうございますっ投稿分はザッと確認して修正等していくので見つけたらまた指摘してくださいこんなのでも楽しんでもらえて嬉しいです、ありがとうございます(*'ω'*) (2022年1月24日 14時) (レス) id: 4f41ffd5d2 (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - 続きです。) 次の更新前に少しずつで良いので直してみて下さいね。それでは次の更新を楽しみにしております(*^^*) (2022年1月24日 11時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - 初めまして♪刀剣乱舞大好きで一通り更新分まで全て読ませて頂きました^ - ^とても面白く楽しいです♪ただ所々誤字脱字や一文字二文字文章が抜けていたり特にヒロインの名前が変換されている所とそうでない所が多く見受けられましたので^^; (2022年1月24日 11時) (レス) @page3 id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べっこうあめ | 作成日時：2022年1月21日 13時
