久遠のカラフルイヤーズ (ページ4)

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3色目ページ4

「これが時の政府の本部になります」

『流石政府って言うだけあって…国会議事堂並みに立派だね』

話は通してあるためこのままこんのすけと一緒にこの建物に入るらしい
扉を抜けた先には一人のスーツを着た女性が待っていた

「初めまして、須崎A様…この度刀剣男士がお世話になりまして…そして、私の監督不行き届…申し訳ございません」

この人が前にこんのすけが言っていた担当だろう…まさか女性だとは思っていなかったが
深々と頭を下げたその女性の首にかかるネームプレートが揺れる

『あ、だ、大丈夫です…頭を上げてください;;』

ワタワタと頭を上げてもらえるよう頼む

「私はこのこんのすけの本丸の担当をしております英賀(あが)と申します…これからよろしくお願いします」

『こちらこそ、よろしくお願いします』

「須崎様にはすでにゲームでの審神者名がありますのでそれをこちらで反映させていただきます」

これから審神者名の優癒子様と呼びますねと言われ
そんなことまで知ってるのか…時の政府凄いと心の中で謎の感心をしていた

「それで、優癒子様には見習いとしてあの本丸に潜入してもらいます…あちらの審神者のブラックたる証拠を一つでもいいので男士の証言と共に押さえてください」

一つどころか何個でも出てくるだろうけどと心の中でごちて、分かりましたと了解の旨を示す

「わたくしもできる限りのサポートは致しますのでどうか、よろしくお願いします」

『こちらこそ、よろしくね』

見習いとして潜入するため巫女服に着替える、着替えはこんのすけに渡しておく、着替えるときは出してもらうようにと言われた

「見習いを派遣するという話は向こうの審神者に通してあります」

『あの、見習いって…制度か何かあるんですか?』

「あります、本来は色々なことを総集して優れた審神者の元へ審神者になる前に見習いとして研修に向かいます」

『成程、今回はそれを利用するんですね』

「はい、色々察しが良くて助かります…では、こちらに立ってください」

どうやらここが転移装置の様だ

「本丸の入り口のところに転送します…ご武運を…こんのすけは先に戻っていますので」

『はい(皆、今からそっちに行くからね)』

いざ、ブラック本丸への潜入という名の殴り込みが始まる