469色目 ページ20
「ルフィ達にも探すのを手伝ってもらいましょう」
「そのルフィはどこにいんだ?」
まだ会っていない自身の弟がどこにいるのかと首を傾げるエース
「途中まで俺たちと一緒だったけど、肉―って言ってウソップとどっか行っちまった」
全てを目撃していたチョッパーが可愛らしく説明してくれたが、それは大丈夫なのだろうか
「じゃあ、俺たちも行ってくるね」
『いってらっしゃい、気を付けてね』
「私たちは別の方行ってみましょうか」
『ナミちゃんたちもありがとう、気を付けてね』
そっと手を握っていってらっしゃいと言ってくれるAにノジコのような姉も感じた…が、全然雰囲気は違うのだが、嘗て感じたベルメールのような温かみを感じた
どちらかと言うと、ノジコの方が年が近いというのに
「任せて!五虎退君奪い返してくるから!」
明るくそう宣言してナミたちも探しに向かって行った
「主、俺たちは船の方に戻っていよう」
「ケガとかはしてないですよね?」
短刀達を連れて、鶴丸達と一旦船に戻る
優癒子たちだけが戻ってきたことに驚くクルーもチラホラ
『大丈夫だよ……っ!え…』
「?どうした主」
突然驚いた顔を鶴丸に向けたAにどうしたと不思議そうな顔をする鶴丸
周りにいる男士達はその顔を見て若干不安気な表情だ
『な、なんだろ…い、今…鶴丸国永が折れ…た…感じがした…っ』
「え、縁起でもないこと言うなぁ主;;」
『予知とかそんな感じじゃなくて…私の鶴丸国永じゃなくて…えっと…別…個体…』
私の刀剣の誰かが折れちゃうとかそんな感じでもなくてねとこの初めての現象にAも戸惑っていた
『大丈夫って分かってるけど…さ、触っていい?』
真横にいて元気な声も姿も見えているが、自分の手で確認したいと思った
「態々聞かなくても主にならいつでもいいぜ?」
ありがとうと言うと、ペタペタと触って確認する…手、腕、足、肩、顔、頭
Aの手が滑る度に心地の良い綺麗な霊力が流れてくる
満足したのか、安心したのか離れていった
『皆も触っていい?』
別個体の鶴丸だと言っていたが、やはり他の子も気になるのだろう…自分たちは嫌ではないのでAがそれで安心するならと快諾してくれる
小竜、堀川と触っていき短刀達も…短刀達に至っては抱きしめてもいた短刀達は大分嬉しそうだったが
そこから一時間程待っていたら皆一旦戻ってきた
Aも霊力で探してみたが、バグのお陰か何なのか物凄く気配が小さすぎて掴めなかった
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べっこうあめ(プロフ) - ありがとうございます。修正いたしました (2022年10月20日 12時) (
レス) id: b068b62b54 (このIDを非表示/違反報告)
萢 - 初めまして?ですかね。えっと440色じゃなくて490色かと思われます。修正お願いします (2022年10月20日 12時) (レス) id: 08d4531c1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べっこうあめ | 作成日時：2022年9月5日 1時
