463色目 ページ14
清光君は真っ赤なダリアか椿のイメージでしょ、鶴丸君は白百合とかでもいいけど、月下美人かな
国広君はネモフィラかな、小竜君は鮮やかな紫陽花、朝顔…でもいいけど、竜胆かな
「知らない花の名前がチラホラありましたね」
「なんでお前ら隠れてるとこ分かったんだっ!?」
「お小夜のことはよく分かっていますからね」
「よく遊んでいるので傾向はなんとなく」
かくれんぼを終えたらしい短刀達が戻ってきた
「マルコ、もうそろそろ島に着くってよ」
「そうか、準備しねぇとな」
「次の島もある程度でけぇ街がある島らしいぜ」
「一兄と主と島行くの楽しみ!」
「僕も!」
粟田口の短刀達は一期の周りでウキウキしている
「島には上陸したことあるけど、情報収集かした後すぐ船に帰ったからよく見てないよね」
Aたちは確かに島を満喫はできてはいない
『情報収集が目的だったからそのままでもよかったけど、遊ぶ目的だと今のままじゃメチャクチャ目立つよね、今着てる戦闘服』
「確かに」
『内番服出すからそっちに着替えようか皆…私は…ハッ!?そう言えば巫女服しか持ってきてない;;』
「それなら心配いらないわ、私たちに任せて」
いつの間にか、ナースのお姉さま方が来ており、Aを借りるわねーと連れて行った
いきなりの早業に、男士もAもポカンとしてる間の出来事だった
小竜の膝の上には先ほどまで乗っていたAの温もりだけが残っていた
「内番服は?」
「こりゃ時間かかるぞ…」
どこかゲッソリしているエースが消えて行った方向を遠い目をして見つめていた
所謂経験者は語るというやつだろう
そこから直ぐ、何人かのナースが、男士達の内番服を渡しに来てくれた…きっとAから預かったのだろう
男士達が内番服に着替えている間に島に着いたようで、そこから上陸の準備等甲板がてんやわんやなのでしばらく部屋で待機していた
いい頃合いで甲板に出たが、まだAはいなかった
「鶴丸と宗三は分かるが、お前さん和装か」
「まーね」
「鶴丸はその装いでも白いんだね」
「衣装は白一色でいいのさ。戦場で赤く染まって、鶴らしくなるだろう？」
「発想が物騒なんだけど…」
「お待たせ」
「あ、優癒子、何隠れてるの」
「ほら、こっちにいらっしゃい」
『(ひえぇっ…こんなかっこうしたことないから恥ずかしぃっ///)』
船内へと続く扉が開いて出てきたのはナース…だが、Aもいて出てくるのを渋っているのか中々出てこない
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べっこうあめ(プロフ) - ありがとうございます。修正いたしました (2022年10月20日 12時) (
レス) id: b068b62b54 (このIDを非表示/違反報告)
萢 - 初めまして?ですかね。えっと440色じゃなくて490色かと思われます。修正お願いします (2022年10月20日 12時) (レス) id: 08d4531c1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べっこうあめ | 作成日時：2022年9月5日 1時
