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次も染岡がシュートを決める
「いつまでも雑魚が、調子に乗ってんじゃねぇぞ！」
え。突然怒号が響いて驚く。振り向くと、相手方の選手が拳を振り上げ、声を荒げていた。
「テメェら、そいつ等に地獄を見せてやれ！」
「おう！」
いや性格変わりすぎ！！選手達が鬼みたいな表情になってこちらに向かってくる。さっきまで大人しかった分、かなり怖い。しかも全員ブツブツ何かを呟いていて、不気味だ。
あっ、待って。確かこれって催眠術、だったっけ。アニメ知識を思い出し、耳を塞ぐか迷う。でも最初から塞いでたら不自然か。
しょうがない、最初は引っ掛かってやろう。
「来るぞ、少林寺は9番、月夜見は11番にマークに付くんだ！」
「わかった！」
風丸さんの言葉に頷いて、11番さんの方へ走った。
「半田！月夜見！どこにマークしている！」
「……え」
走った、はずが目の前に11番さんがいない。1秒前まで確かにここにいたのに、いつの間に？ぞわぞわ〜っと背中を冷や汗がつたう。
催眠術だとわかってても、気持ち悪い！
「皆、落ち着いて相手の動きを見るんだ！」
「無駄だ、ゴーストロック！」地 (マレ〜マレ〜トマレ！)
そう声を上げると、尾刈斗中選手は「マレ〜マレ〜トマレ〜」と不気味な呪文を唱え始める。途端に、今まで走り回ってた足がぐんと重くなった。
「足が！」
「動かないッス！」
壁山達も涙目だ。相手の選手はにやりと得意気に笑う。
「これが、ゴーストロックだ！ファントムシュート！」
ピッ！と笛が鳴った。円堂が「クソッ！」と悔しそうに顔を歪める。えっ、これって、ええ〜〜〜！
ズルい！！
思ったんだけど、これ反則だよね？!反則だよね？!自分の実力と関係ない部分で点を取られて、自分の体のコントロールを奪われてミスをさせられるの、かなり悔しい！くっそ！！！
- 金 運: ★☆☆☆☆
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乃森(プロフ) - ヒロさん» 久しぶりー！読んでくれてありがとう！面白いって言ってくれてとっても嬉しいです(´ﾉω・。) ヒロの作品もおもしろいよ！ (2015年3月5日 6時) (
レス) id: 460a1a01cd (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ(プロフ) - 久しぶりっ！ 来ちゃいました！ やっぱりこの小説面白いよっ！ (2015年3月3日 10時) (レス) id: 7123c135f0 (このIDを非表示/違反報告)
乃森(プロフ) - あんい♪さん» ほとんどギャグです(キリッ+) 笑いが止まらない、だと...?ありがとうございます！ (2013年11月19日 21時) (レス) id: 0ab5d90843 (このIDを非表示/違反報告)
あんい♪ - これ、半分ギャグじゃないっすか？笑いが止まらない\(ー_ー)/ (2013年11月19日 11時) (レス) id: 986ecd3f3a (このIDを非表示/違反報告)
月奏 刹那(プロフ) - 稟さん» 応援してるだと...！Σ 感激です！なるべく早く続編作るつもりです。気合いいれていきます！← (2013年7月7日 17時) (レス) id: 0ab5d90843 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：乃森 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/setsunahp/
作成日時：2013年5月8日 8時
