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「遅くなりましたー」
部室のドアを開けて挨拶をしたけど、返事がない。不思議に思って見ると、皆の周りにどんよりとしたオーラが。
「どしたの？」
「それがね...」
秋ちゃんが言うには、さっき夏未さんが来て、今度の練習試合で勝てなきゃサッカー部は廃部だ、と伝えたらしい。うん、アニメ通り。
「それでお通夜みたいになってるわけね？」
「そういうこと」
改めて皆を見る。染岡や少林寺など、練習にあまり気乗りじゃなかった、というかやる気なさそうにしてた面々も落ち込んでる。なんだ、やっぱりサッカー部無くなるの嫌なんじゃん。じゃあ素直にサッカーすればいいのに。
しっかし、中でも円堂の落ち込みようは凄いな。この世の終わりみたいな顔してる。
「Aちゃんは、あまりショック受けないんだね」
秋ちゃんが私を見て、不思議そうに聞いちきた。うーん、とうなる。まあ、これから何が起こるか知ってるし。それに。
「こんなんで諦めたりしないでしょ、円堂は」
ね、と笑うと、秋ちゃんもそれもそうね、と笑顔になった。うんうん。秋ちゃんには笑顔が似合う。
「よおおっし！！」
突然、円堂が大声をあげた。ガタッ、と音をたてて椅子から立ち上がると、拳を振り上げた。
「サッカー部を廃部にさせてたまるか！次の練習試合、絶対に勝つ！」
「で、でも、部員の人数が...」
「部員がいないなら集めるだけだ！負けられない！さっそく特訓だあ！」
そう言うと、ボールを掴んですごいスピードで外に出ていった。ほらね。これだから円堂は尊敬する。
じゃ、私はさっそく部員集めしてこよっかな。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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乃森(プロフ) - ヒロさん» 久しぶりー！読んでくれてありがとう！面白いって言ってくれてとっても嬉しいです(´ﾉω・。) ヒロの作品もおもしろいよ！ (2015年3月5日 6時) (
レス) id: 460a1a01cd (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ(プロフ) - 久しぶりっ！ 来ちゃいました！ やっぱりこの小説面白いよっ！ (2015年3月3日 10時) (レス) id: 7123c135f0 (このIDを非表示/違反報告)
乃森(プロフ) - あんい♪さん» ほとんどギャグです(キリッ+) 笑いが止まらない、だと...?ありがとうございます！ (2013年11月19日 21時) (レス) id: 0ab5d90843 (このIDを非表示/違反報告)
あんい♪ - これ、半分ギャグじゃないっすか？笑いが止まらない\(ー_ー)/ (2013年11月19日 11時) (レス) id: 986ecd3f3a (このIDを非表示/違反報告)
月奏 刹那(プロフ) - 稟さん» 応援してるだと...！Σ 感激です！なるべく早く続編作るつもりです。気合いいれていきます！← (2013年7月7日 17時) (レス) id: 0ab5d90843 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：乃森 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/setsunahp/
作成日時：2013年5月8日 8時
