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今、私は興奮してます！今まで以上にね！なぜかって？
目の前に自分の家があって、その隣には宮坂家があるから！宮坂家！！
なにこれ、幸せ。もう死んでもいい。
いや、やっぱり死ぬのは駄目だ。だってこれから薔薇色ライフが始まるんだからね。
例えば、たまたま窓越しに宮坂くんと目が合ったり……登校しようとしたら宮坂くんとタイミングが重なったり……隣で近いからお互い気軽にマンガの貸し借りをしたり……。
そんな妄想を繰り広げていると、てるみんが不気味なものを見るような目を私に向けてきた。
「なんでそんなに気持ち悪い笑顔なの？」
あら、無意識にニヤニヤしてたみたい。私は顔をキリッと引き締めてからてるみんの質問に答える。
「隣に宮坂家があるから」
「はい、これ家の鍵」
スルー……？
「ちなみに僕も合鍵持ってるから」
「なぜ？」
「音響がそうしろってさ」
なるほど。というか、私は未だに音響のこと良くわかっていない。なんなんだ。
まあ良くわからないけど、てるみんに合鍵持つように言ったのはナイスだぜ、音響。
なにせ合鍵。めくるめくハプニング。
例えば、家に帰ると知らない靴が玄関にあって……不思議に思ってるとなんだかキッチンから良い匂いしてきて……そこにはてるみんが笑顔で「合鍵使ってサプライズで遊びに来たんだ、ご飯できてるよ」……
幸せな妄想にふふっと笑みをもらすと、てるみんは何かを感じ取ったのか早口で説明をし始めた。
「雷門には明日から通うことになってる。君は世宇子中からの転校生ってことさ。制服とかはベッドの上。食料はキッチンにある。生活費は銀行から。お小遣いは毎月2000円。なにかあったらメールか電話してね。じゃ、また」
そして行ってしまった。そんなに……？
とって食ったりしないのに。ちょっとてるみんと私の妄想をしていただけなのに。
てるみんがいなくなると、とたんに静かになる。
「……入るか」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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乃森(プロフ) - ヒロさん» 久しぶりー！読んでくれてありがとう！面白いって言ってくれてとっても嬉しいです(´ﾉω・。) ヒロの作品もおもしろいよ！ (2015年3月5日 6時) (
レス) id: 460a1a01cd (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ(プロフ) - 久しぶりっ！ 来ちゃいました！ やっぱりこの小説面白いよっ！ (2015年3月3日 10時) (レス) id: 7123c135f0 (このIDを非表示/違反報告)
乃森(プロフ) - あんい♪さん» ほとんどギャグです(キリッ+) 笑いが止まらない、だと...?ありがとうございます！ (2013年11月19日 21時) (レス) id: 0ab5d90843 (このIDを非表示/違反報告)
あんい♪ - これ、半分ギャグじゃないっすか？笑いが止まらない\(ー_ー)/ (2013年11月19日 11時) (レス) id: 986ecd3f3a (このIDを非表示/違反報告)
月奏 刹那(プロフ) - 稟さん» 応援してるだと...！Σ 感激です！なるべく早く続編作るつもりです。気合いいれていきます！← (2013年7月7日 17時) (レス) id: 0ab5d90843 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：乃森 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/setsunahp/
作成日時：2013年5月8日 8時
